デーモン・アルバーンは、6月に開催されるロスキルド・フェスティバルでシリア国立交響楽団やゲストと共にオレンジ・ステージのオープニングを飾る見込みとなっている。
デンマークで開催されるロスキルド・フェスティバルのオレンジ・ステージのオープニングは、名誉なこととして知られていて、イサーム・ラーフェアの指揮のもとシリア国立交響楽団とデーモン・アルバーンが共演するという。
2008年に両者はダマスカスのオペラ・ハウスで共演しており、イサーム・ラーフェアとシリア国立交響楽団はゴリラズの楽曲“White Flag”にも参加している。
シリア国立交響楽団は、ゴリラズが2010年の「エスケイプ・トゥ・プラスティック・ビーチ」のツアーでロスキルド・フェスティバルに出演した際も共演している。
2010年のロスキルド・フェスティバルの模様はこちらから。
デーモン・アルバーンがロスキルド・フェスティバルのステージを飾るのは今回で8回目となっており、昨年はアフリカ・エクスプレスで出演し、5時間に及ぶ印象的なステージを披露し、最後はツアー・マネージャーによってステージから引きずり降ろされている。
ロスキルド・フェスティバルのスポークスマンであるクリスティーナ・ビルドは、デーモン・アルバーンの出演について次のように語っている。「これは規格外の、楽しく、感動的な、予想できないオープニング・ライヴになるでしょう。オレンジ・ステージのオープニングをシリア国立交響楽団と西側のたくさんのミュージシャンの集合体の共演で飾ることは、音楽や文化がいかに人々を一つにし、境界や衝突を乗り越えさせてくれるかを見せてくれるものになります」
「現在、いくつかのヨーロッパの国は国境を閉鎖し、多くの人々が難民を重荷と見ています。音楽を通して、わたしたちはどうやって人々を資源として捉えられるかを提示し、我々が属している新しい共同体になにかを提案しようとしています。加えて、内戦のために破壊されているシリアの誇るべき文化的歴史を観てもらい、光を当てることはとても重要なことなのです」
LCDサウンドシステムやニュー・オーダー、PJハーヴェイ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、テネイシャスD、ウィズ・カリファらが今年のロスキルド・フェスティバルには出演する。
ロスキルド・フェスティバルはデンマークのコペンハーゲンで6月25日から7月2日にわたって開催され、デーモン・アルバーンとシリア国立交響楽団は6月29日に出演する。ライヴはアフリカ・エクスプレス提供のもと開催される。
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