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アダム・ランバートはクイーンのブライアン・メイやロジャー・テイラーとフレディ・マーキュリーのセクシャリティについて「敬意をもって」言及する語り方が分かったと語っている。

アダム・ランバートについてはITV1でドキュメンタリー『アダム・ランバート:アウト、ラウド&プラウド』が放送されており、その中でブライアン・メイとロジャー・テイラー、アダム・ランバートはフレディ・マーキュリーのセクシャリティについて語っている。

ドキュメンタリーの中でブライアン・メイはフレディ・マーキュリーは自身のことをクィア・パフォーマーとレッテルを貼られることを拒否しただろうと示唆して、代わりに「私はパフォーマーだよ、ダーリン」と言っただろうと述べている。三人はフレディ・マーキュリーのセクシャリティがそのアーティスト性に与えた影響についても語っている。

2011年からクイーンと共に活動しているアダム・ランバートだが、このドキュメンタリーの撮影までフレディ・マーキュリーのセクシャリティについてブライアン・メイやロジャー・テイラーとどう話せばいいのか分からなかったと『ザ・ミラー』紙に明かしている。

アダム・ランバートは次のように語っている。「カメラの前でフレディ・マーキュリーのセクシャリティについて二人は話したがらなかったんだ。プライバシーを尊重しているからね。でも、敬意をもって話をする方法が見つかったんだ。秘密を暴くというのではなく、アーティストとして、人間として、バンドメイトとして、彼のことを伝えていけばよかったんだ」

「常にフレディ・マーキュリーに対しては敬意を表そうとしている。ステージでやることはすべて彼に捧げているんだ。ブライアン・メイとロジャー・テイラーが僕に対して、フレディとの体験、公に語ることがタブーだった時代にクィアであったフレディ・マーキュリーの体験なんかを話してくれることは本当に光栄だよ」

アダム・ランバートについては6月20日にニュー・シングル“CVNTY”の音源も公開されている。

クイーンについてはソニー・ミュージックがカタログの権利や肖像権を12億7000万ドル(約2000億円)で買収したと報じられている。

この金額は音楽カタログ関連の買収金額としては最高となるもので、ソニー・ミュージックはマイケル・ジャクソンの音楽出版権と原盤権の50%を6億ドル(約950億円)で買収している。ソニー・ミュージックは他にも近年ブルース・スプリングスティーン、ポール・サイモン、テーム・インパラのカタログの権利を買収している。

“Bohemian Rhapsody”をはじめ、“We Are The Champions”、“Radio Gaga”、“We Will Rock You”といったヒット曲で知られるクイーンだが、今回の契約はマーチャンダイズや他の分野にも適用される。

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