Photo: GETTY
キャシーは2016年に元パートナーだったショーン・“ディディ”・コムズから暴行を受けた映像が公開されたことについて沈黙を破っている。
ショーン・“ディディ”・コムズは現在、性的人身売買、性的暴行、ハラスメントの疑いで一連の捜査を受けている。捜査に関連して、マイアミとロサンゼルスの自宅は3月に家宅捜索を受けている。
先日、ショーン・“ディディ”・コムズは2016年にキャシーに暴行する映像がCNNによって公開されている。この映像はキャシーがショーン・“ディディ”・コムズに対して起こした訴訟での証言と一致しており、その中で彼女はディディはホテルで「非常に酔っぱらって（彼女の）顔を殴った」と主張し、彼が眠っているときに立ち去ろうとした彼女を廊下まで追いかけ、ガラスの花瓶を投げつけたと主張していた。
ショーン・“ディディ”・コムズはそれを受けてキャシーに暴行を振る舞った映像について「許しがたい」行動を謝罪している。
今回、キャシーは2016年の映像が公開されたことについて沈黙を破っている。インスタグラムで彼女は声明を発表しており、次のように述べている。「家族、友人、見知らぬ人、まだ会っていない人々からの愛と応援そのすべてに感謝します。溢れんばかりの愛のおかげで若かりし自分が落ち着いて、安全が感じられる場所が生まれました。でも、これは始まりに過ぎません」
キャシーは次のように続けている。「ドメスティック・ヴァイオレンスは大きな問題です。自分がそんな人間になると思っていなかったところまで私は傷つけられました。一生懸命努力して、今はよりよくなろうとしています。でも、ずっと過去から立ち直ろうとしている状態なのです」
「時間をかけて、この問題を真剣に受け止めてくれたすべての人に感謝します。唯一のお願いは、まず犠牲者を信じる心の広さを持ってください。無力な状況について真実を言うのは心に多くの負担がかかることなのです」
「私は今も恐怖の中で暮らしている人々に手を差し出せればと思っています。あなたの周りの人にも声をかけて、無視しないでください。一人で背負うべきではありません。癒やしの歩みについて終わりはありません。でも、こうした支えが私にとってはなによりも需要なことです。ありがとうございます。常に愛を。キャシー」
謝罪動画でショーン・“ディディ”・コムズは「神に慈悲と恩寵を求めている」が、「許しを求めているわけではない」と語っている。彼は「本当に申し訳ない」として、2016年の事件後、専門家の助けを求め、セラピーとリハビリの両方に通ったと述べている。
「人生の最も暗い時期を振り返るのはとても難しいことだが、時にはそうしなければならないこともある」とショーン・“ディディ”・コムズは語っている。「私は混乱していた。しかし、言い訳はしない。あの映像での私の振る舞いは許しがたい」
ショーン・“ディディ”・コムズについては50セントによるドキュメンタリーが「争奪戦」の末、ネットフリックスが配信権を獲得したと報じられている。
【独占配信】ドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ：Thank You, Good Night』をディズニープラスで見る 広告
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.
