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トレインはオリジナル・ベーシストのチャーリー・コリンが亡くなった。享年58歳だった。

トレインはインスタグラムでオリジナル・メンバーのアーティスト写真を投稿して、チャーリー・コリンに追悼の意を表している。

「前列左のチャーリー・コリンに会って、私はすっかり気に入ってしまった。すごく素敵で、なんてハンサムな奴なんだろうと思った。バンドを作ろう。筋が通るのはそれだけだと思った」とトレインは述べている。

「彼の独自のベースプレイと美しいギター・ワークはサンフランシスコなどで私たちに注目を集めるのに一役買ってくれた」

トレインは次のように続けている。「これからもずっと心の中で彼はあたたかい部分を占めるだろう。常に彼にそばにいてもらおうとしたが、彼には自分なりのヴィジョンがあった。君はレジェンドだ。ぜひ天使をも魅了してくれ」

母親が『TMZ』に語ったところ、チャーリー・コリンはブリュッセルの友人宅にいる時にシャワーで足を滑らせて転倒したという。チャーリー・コリンはブリュッセルで音楽の講師を務めていた。

チャーリー・コリンは最近もスタジオで音楽に取り組んでいて、映画のための音楽を制作していたという。

チャーリー・コリン、パット・モナハン、ジミー・スタッフォード、ロブ・ホッチキス、スコット・アンダーウッドは1993年にサンフランシスコでトレインを結成している。

“Drops of Jupiter (Tell Me)”、“Calling All Angels”、“Hey, Soul Sister”といったヒット曲で知られるトレインは2002年に2つのグラミー賞を受賞している。

チャーリー・コリンは依存症の問題を抱えて、2003年にトレインを脱退している。

「脱退することになったきっかけはいろいろあったんだけど、それがエスカレートしてしまったんだ」とチャーリー・コリンは2023年のインタヴューで語っている。「休みを取ることなく、セカンド・アルバムの時もサード・アルバムの時もツアー・バスをレコーディング・スタジオに乗り付けていた。止まらなかったんだよ」

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