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U2のフロントマンであるボノは新たなインタヴューでコールドプレイは「ロック・バンドではない」と語っている。

コールドプレイという「現象を解明する」と評されているBBCラジオ1の番組『ミュージック・アンカヴァード:ザ・ジーニアス・オブ・コールドプレイ』の全8回のうち第1回にボノは出演している。

ボノはコールドプレイに「ロックのルールで判断されるべきじゃない」として、一番好きな曲は2002年発表のセカンド・アルバム『静寂の世界』に収録されている“Clocks”だと語っている。

ボノは“Clocks”について次のように語っている。「この曲はその曲の長さ以上にタイトで、心に残る曲だと思う」

「初めてこの曲を聴いた時、激しくではないけど、勇ましくガッツポーズをしてしまったのを覚えている。『現時点においては他の誰の曲よりも素晴らしい』と思った」とボノは語っている。「言っておかなきゃいけないのは、コールドプレイはロック・バンドではないということだ。それは明らかなことだと思いたいね。アイズレー・ブラザーズとか、そこにはもっと面白いものが存在しているんだ」

「ロックのルールで判断されるべきじゃないんだよ……コールドプレイの音楽はもっと違った源流があって、それが最もよく表れているのが“Clocks”なんだ」

コールドプレイはデビュー・シングル“Brothers & Sisters”の25周年を記念したアナログ盤をリリースすることが決定している。

コールドプレイは1999年4月26日にフィアース・パンダより2曲を収録したEP“Brothers & Sisters”の7インチをリリースしている。本作にはデビュー曲“Brothers & Sisters”とBサイド曲の“Easy To Please”が収録されている。CD盤のシングルには3曲目として“Only Superstition”が収録されていた。

今回、バイオヴァイナルによる2枚組7インチでこの3曲を収録したスペシャル・ゲートフォールド盤がリリースされることが発表されている。4曲目のボーナストラックとして語りによる“The Story Of Brothers & Sisters”も収録される。

“The Story Of Brothers & Sisters”はフィアース・パンダの創業者であるサイモン・ウィリアムスによる著書のオーディオブックからの抜粋となる。

プレス・リリースには次のように記されている。「サイモン・ウィリアムスは第17章『ニー・トレンブラー』で、ライヴハウスのカムデン・ファルコン、ケンティッシュ・タウンのブル&ゲート、サウスゲートのステーション・スタジオで活動していた初期のコールドプレイを克明に描いています。そして、BBCラジオ1の『イヴニング・セッション』で支持を受け、『NME』に初めてのレヴューが載り、“Brothers & Sisters”でのデビューへと繋がっていくのです」

“Brothers & Sisters”の25周年盤はフィアース・パンダより11月15日に発売される。

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