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ブラーは現地時間4月10日にコーチェラ・フェスティバルに向けたウォーミングアップのライヴを行っている。

この貴重な公演は4月13日に出演するコーチェラ・フェスティバルに先立って、カリフォルニア州ポモナのフォックス・シアターで行われている。

この公演には同じくコーチェラ・フェスティバルに出演する、マーキュリー・プライズにもノミネートされたジョックストラップがサポート・アクトとして出演している。

フォックス・シアターの公演でブラーは全20曲を披露しており、“Song 2”と“Parklife”といったヒット曲が披露されている。

この日の公演は最新作『ザ・バラード・オブ・ダーレン』に収録されている“St Charles Square”で幕を開け、続いて1993年発表の“Popscene”や1994年発表の“Trouble In The Message Centre”といった初期の楽曲が披露されている。

ベーシストのアレックス・ジェームスはライヴに先立って“Trouble In The Message Centre”のベースラインを演奏する動画をソーシャル・メディアで公開していた。

ヒット曲としては名作より“Beetlebum”、“Girls And Boys”、“Coffee And TV”といった楽曲も披露されている。

この日のセットリストでは2010年発表の“Fool’s Day”がライヴ初披露されたほか、“Death Of A Party”は2014年以来となる形で演奏されている。

観客が撮影した映像とセットリストはこちらから。

セットリストは以下の通り。

‘St Charles Square’
‘Popscene’
Trouble In The Message Centre’
‘Beetlebum’
‘Goodbye Albert’
‘Trimm Trab’
‘Out Of Time’
‘Bird Song’
‘Death Of A Party’
‘Coffee And TV’
‘Parklife’
‘Girls And Boys’
‘Advert’
‘Song 2’
‘This Is A Low’
‘Sing’
‘Fool’s Day’
‘Tender’
‘The Narcissist’
‘The Universal’

ブラーの活動についてはデーモン・アルバーンが昨年12月に再び活動を休止することを明らかにしていたが、今回のコーチェラ・フェスティバルについてはその発言の後に出演が発表されている。「このキャンペーンも締めくくる時だね」と彼は語っている。「自分としてはもういいんだ。やるべきことだったし、こうした曲をもう一度演奏して、連中と一緒の時間を過ごし、アルバムを作れたことなんかはものすごく光栄だったよ」

フォックス・シアターのライヴはブラーにとって2015年に行ったニューヨーク公演以来のアメリカ公演となっていて、アメリカでのライヴは約10年ぶりとなっている。ブラーがコーチェラ・フェスティバルに出演するのは11年ぶりとなる。

ブラーは2023年の再結成を追った新たなドキュメンタリーとコンサート映画が公開される予定であることも明らかになっている。

『スクリーン・デイリー』によれば、イギリスの配給会社であるアルティテュードはヨーロッパ・フィルム・マーケットに2作品を追加したという。2作品は今年UK&アイルランドで公開予定となっている。

1つ目の作品は8年ぶりとなるアルバム『ザ・バラード・オブ・ダーレン』をリリースすることになったブラーの再結成を追った長編ドキュメンタリーで、もう一つの作品は昨年6月に行われたロンドンのウェンブリー・スタジアムでの歴史的公演を収録したもので、タイトルは『ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム』になるという。

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