セレーナ・ゴメスは伝記映画でリンダ・ロンシュタットを演じると報じられている。
『ヴァラエティ』誌と米『ローリング・ストーン』誌によれば、セレーナ・ゴメスの出演は決定したが、監督はまだ決定していないという。セレーナ・ゴメスは発表に先立ってソーシャル・メディアでリンダ・ロンシュタットが2013年に刊行した回想録『シンプル・ドリームス』の写真を投稿していた。
現時点でタイトル未定の伝記映画は製作の前段階で、リンダ・ロンシュタットのマネージャーであるジョン・ボイランとジェイムス・キーチが共同でプロデューサーを務めるという。セレーナ・ゴメス以外の出演俳優や映画公開日は現時点で発表されていない。
セレーナ・ゴメスとリンダ・ロンシュタットは共にメキシコ系で、リンダ・ロンシュタットは五つの年代にわたる長いキャリアで成功を収めており、11のグラミー賞とレコーディング・アカデミーとラテン・レコーディング・アカデミーの両方で生涯業績賞を受賞している。
最近だとリンダ・ロンシュタットはHBOのドラマ『ザ・ラスト・オブ・アス』第3話でヒット曲“Long Long Time”が使われたことで、ストリーミング数が急増している。
2011年、リンダ・ロンシュタットは音楽から引退することを発表し、当初パーキンソン病と間違われた進行性核上性麻痺のために歌うことができなくなったことを明らかにしている。
以前、セレーナ・ゴメスは音楽から引退して女優業に専念することを検討していると報じられていた。セレーナ・ゴメスは次のように説明している。「音楽も最初はすごく楽しかったし、ツアーも楽しかった。でも、同時にテレビ番組もやっていて、本当に楽しいから続けていたんだけど、年を取れば取るほど……何か落ち着けるものを見つけたいと思った」
「私は女優になりたいと思っている。フルタイムで歌手になるつもりはなかったけど、趣味がまた別のものに変わったんだと思う。私は最高のシンガーではないけど、物語の伝え方は知っているし、曲を作るのは大好きなの」
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