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マドンナのステージ・デザイナーはマドンナが「セレブレイション・ツアー」を観客との「繋がりを感じられる」ものにしたがっていたことを明かしている。

マドンナは先月ロンドンのO2アリーナでバック・カタログからヒット曲やレア曲を披露する「セレブレイション・ツアー」を開幕させている。

ツアーについてスタフィッシュのリック・リプソンは英『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「精神的な面でニューヨーク生まれと言える自身の視点を通したものをライヴの土台にしたいということをマドンナは分かっていました。初めてタイムズ・スクウェアの地に辿り着き、ローワー・イースト・サイドやCBGBsやクラブなど、若かりし頃に繰り出していた場所のことです。そうしたライヴのコンセプトは街全体をレイアウトしていく形に進化していきました」

「しかし、彼女は常に違ったことをやりたいと考えていて、『マダムX』やこれまでのアリーナ・ツアーでは感じられなかったものをやるにはどうしたらいいかと尋ねてきました。けれど、それが今のツアーのやり方に合っているとも思いました。2015年以降、ソーシャル・メディアが完全に状況を変えてしまい、人々は携帯電話を通して物事を消費し、写真を撮るようにりました。そこで私たちとしては、より繋がりを感じられるこれまでとは違う形でマドンナを提示できないかと考えるようになったのです」

「セレブレイション・ツアー」については先日、音楽監督であるスチュアート・プライスが「すべてライヴのヴォーカル」であることが重要だと語っている。

「いくつかスポークン・ワードで、トラックを使ったセクションもあるんだけど、あとはすべてライヴのヴォーカルなんだ。これまで通り、バッキング・シンガーもいるけど、生歌なんだよ。ヴォーカルの人間らしさを聴いてもらえればと思うよ」

マドンナについてはデュア・リパやコールドプレイと共に2024年のグラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーを務めると報じられている。しかし、主催者のエミリー・イーヴィスは「事実ではありません」と報道を否定している。

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