ザ・ストーン・ローゼズのオリジナル・ベーシストであるピート・ガードナーが亡くなった。享年59歳だった。
訃報は現地時間11月3日に『ラウダー・ザン・ウォー』によって報じられており、フロントマンのイアン・ブラウンはツイッターで追悼の意を表している。
イアン・ブラウンは次のように述べている。「ああ、とても悲しいよ。1977年に出会った時は自分たちは若いパンク・ロッカーだった。ピートの数学と地理の中等教育修了資格試験の前夜にザ・クラッシュを観に行った。彼がそうしたのがずっと面白かったし、もちろん、彼は正しい判断だった」
Yeah very sad. We were young punk rockers when we met in 77. The nite before Petes maths and geography O levels we went to see the Clash. Always made me chuckle he did that and of course he made the right decision! X
— Ian Brown (@ianbrown) November 3, 2023
Everything you're sayin brother! Few loved music as much as Pete he been bathing in music since Anarchy in the Uk came out that i can vouch for and Pete was off the scale nice, an old skool nice that ya just dont get no more! He got that from his lovely Mum! GOD Bless Pete RiP X
— Ian Brown (@ianbrown) November 3, 2023
別のツイートでイアン・ブラウンは次のように続けている。「ピートほど音楽が好きな奴はほとんどいなかった。セックス・ピストルズの“Anarchy in the UK”が出て以来、音楽にどっぷりだった。規格外のいい奴で、今じゃ会えない昔ながらのいい奴だった。彼はそれを素敵な母親から受け継いだんだ。神の御加護を。ピート、安らかに」
ピート・ガードナーはイアン・ブラウンやギタリストのジョン・スクワイアの学校の友人で、1980年にイアン・ブラウンとジョン・スクワイアが結成した最初のバンドであるザ・パトロールのライヴでもベースを担当していた。
3年後にザ・ストーン・ローゼズが結成された時にはピート・ガードナーはベーシストとして誘われ、アンディ・カズンズがリズム・ギター、サイモン・ウォルステンクロフトがドラムを担当していた。1984年にはサイモン・ウォルステンクロフトに代わって、アラン・“レニ”・レンが加入している。
ザ・ストーン・ローゼズは1984年10月に初ライヴを行っており、翌年、“So Young / Tell Me”の両A面となるデビュー・シングルをリリースしている。
1987年夏、セカンド・シングル“Sally Cinnamon”をリリースした1ヶ月後にピート・ガードナーはバンドを脱退している。『ラウダー・ザン・ウォー』によれば、ピート・ガードナーは「自分はバンドにふさわしくないと思ったから」脱退したとのことで、その後HMVで職を得ている。
彼は脱退前に後任のロブ・ハンプソンにベース・パートを教えたが、ロブ・ハンプソンは1987年にゲイリー・“マニ”・マウンフィールドにすぐに代わっている。
先日、リアム・ギャラガーはザ・ストーン・ローゼズのジョン・スクワイアとのジョイント・アルバムについて「ザ・ビートルズの『リボルバー』以来、最高のレコード」と評している。
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