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ブリトニー・スピアーズは回想録の中で2007年に丸坊主にした理由について語っている。

これは10月27日にアメリカで発売される回想録『ザ・ウーマン・イン・ミー』で明かされたもので、発売を前に抜粋が掲載されている。本書では16年前に丸坊主にしたことなど、キャリアを通して話題になったトピックについて言及されている。

「歳を重ねる間もすごくじろじろと見られてきた」とブリトニー・スピアーズは『ピープル』誌に掲載された抜粋で説明している。「10代の頃から上から下まで見られて、私の身体についてどう思うかを人々に言われたりしてきた」

「頭を丸坊主にしたり、感情を表に出すことが私なりの反抗の方法だった」とブリトニー・スピアーズは続けている。

ブリトニー・スピアーズは2021年に終了するまで13年間にわたって後見人制度の下に置かれてきた。回想録『ザ・ウーマン・イン・ミー』で彼女は次のように述べている。「後見人制度の下では自分の身体への自由を有していた、ああした日々も終わってしまったのだと理解することになった」

「髪を伸ばし、体型を戻さなければならなかった。早寝早起きして、言われた薬は何でも飲まなきゃいけなかった」と彼女は述べている。ブリトニー・スピアーズは「心がもうなかった」ためにクリエイティヴな直感も失われてしまったと振り返っている。

「歌とダンスに対する情熱についてはその時点ではほとんど冗談みたいなものになっていた。13年間の間、自分が自分自身の影ように感じていた」

ブリトニー・スピアーズは父とその仲間が自分の身体と金銭を管理することが「腹立たしかった」と続けている。

「どれだけの男性アーティストがギャンブルでお金を使い果たしてしまったか考えてみて」と彼女は説明している。「どれだけの人が薬物乱用や精神衛生上の問題を抱えていたか。誰も彼らの身体や金銭に関して自由を奪おうとはしなかった。私は家族にされたことをされるような人間ではなかった」

ブリトニー・スピアーズは『ピープル』誌に対して次のように語っている。「過去15年間、あるいはキャリアをスタートさせた時も人々が私について語るのをじっと耐えていました」

「後見人制度から抜け出して、私の人生を請け負う人たちの影響なしに自分の物語をやっと自由に語れるのです」

彼女は次のように続けている。「私はやっと自分の声を上げて、ファンに直接話を聞いてもらえる時を迎えました。嘘も陰謀論もありません。私の過去も現在も未来も自分のものです」

ブリトニー・スピアーズについては20年前にジャスティン・ティンバーレイクと交際している時に中絶を経験したことも明かされている。回想録の抜粋で「今日まで人生で経験した中でも最も苦悩したことの一つ」と彼女は語っている。

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