Photo: GETTY

ザ・リバティーンズは新曲のリリースと大きな発表が10月13日にあることを予告している。

ザ・リバティーンズは過去のバンドの映像とバンドがレコーディング・スタジオを構えたマーゲイトのアルビオン・ルームズで撮影された写真を使ったティーザー映像をツイッターで公開している。ティーザー映像では新曲と思われる音源の一部も使われている。

先月、ザ・リバティーンズのドラマーであるゲイリー・パウエルはニュー・アルバムがリリースされる見込みについて語っている。

オリヴァー・スペンサーとのインタヴューでゲイリー・パウエルは2015年発表の『リバティーンズ再臨』以来となるアルバムが日の目を見る時期について語っている。

「最新のアルバムをレコーディングしたところなんだ。10年に1枚くらいの感じでやっていくんだと思う。そういうことだよ。だから、次のアルバムは墓場から届くことも考えられるね。アルバムは来年の1月に出るよ」

ザ・リバティーンズは2019年から新作に取り組んでおり、昨年はジャマイカでアルバムのレコーディングを行っていた。

昨年12月、カール・バラーは新作について次のように語っている。「サウンド的にはこれまでやったことのないことをやりたい。これまでとは違ったエネルギーのあるものをやろうとしているんだと思う。でも、自分たちはまだその段階にないんだ」

ピート・ドハーティとカール・バラーは“Shiver”という新曲についても説明しており、“The Delaney”、“France”、“Music When The Lights Go Out’”といったザ・リバティーンズの曲に通ずる「本物のセンチメンタルさが戻ってきている」と語っている。カール・バラーもそれに同意して、「“Shiver”は素晴らしいよね。昨日の夜も聴いていたんだ」と続けている。

一方、ドラマーのゲイリー・パウエルは通算4作目のアルバムについて言えるのは「前進していることだ」とも語っていた。「素晴らしいのは全員が曲を書いていることだね。アプローチの仕方に新たな熱意や面白い次元が加わればと思う」

「もちろん、一からやり直すというわけではなくて……でも、ザ・リバティーンズのライヴに来るような観客が求める健全なエモーションとダイナミクスを持ち込みながら、盛大にやることができるんじゃないかと思っているんだよ」

2019年に話を聞いた時、ピート・ドハーティは新作がザ・クラッシュの『サンディニスタ』と同じ系統の折衷的なスタイルになると語っていた。

「(フリースタイル・ラップのような)こうしたマッドなアイディアをもとに、カールは『サンディニスタ!』のようなことをやりたいと思っているんだ。フリースタイルもやるし、フォークな曲もやるし、伝統的なドハーティ/バラーによる楽曲もやるっていうさ」

「全体的によかったんだけど、取り掛かり始めるまでが大変だったね。最初のセッションでは落ち着かなくて、不安を感じていたんだ。他のみんなもそうだったかは分からないけど、素晴らしい結果が生まれている。『このバンドで何が起きているんだ? っていう感じだよな』って、みんなが言っていたよ」

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ