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ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンはヴァン・ヘイレンの曲をライヴで演奏しない理由について説明している。

ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンは昨年行われたテイラー・ホーキンス追悼コンサートにマンモスWVH名義で出演して、“On Fire”、“Hot For Teacher”、“Panama”をザ・ダークネスのジャスティン・ホーキンスらと披露している。

「あれは素晴らしかったよ。あれはやるなら今だろうという例外的なことだったんだ」とウォルフガング・ヴァン・ヘイレンはクリス・ジェリコのポッドキャストで語っている。「テイラー・ホーキンスはヴァン・ヘイレンの大ファンだったし、父のために直接ヴァン・ヘイレンの曲を捧げることができて、自分としても満足だった。あの時はやるべきと思ったし、誇りに思っているよ」

父親の曲を自分の公演ではやらないという基本ルールがあるにもかかわらず、あの時は例外だった理由についてウォルフガング・ヴァン・ヘイレンはさらに説明している。

「自分自身を証明できて嬉しいよ。キーとなった重要の違いは、父のやっていたことはやらないということで、自分は一人の人間だし、一人のミュージシャンだからね。ヴァン・ヘイレンの楽曲を自分のセットでやらないのはだからなんだ」

「父は昔からカヴァーをやるのが嫌いで、父の言っていたことがずっと残っているんだ。『他人の曲で成功するくらいなら、自分の音楽で大失敗するほうがましだ』という言葉でね。ヴァン・ヘイレンの曲をやることに僕が感じるのはまさにそういうことなんだ。薄情にも“Panama”を演奏して成功するくらいなら、自分自身で失敗するほうがずっといいよ」

先日、ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンはヴァン・ヘイレンの名前を「利用」していると批判を受けており、ライヴでヴァン・ヘイレンの曲を演奏しないことも父親に敬意を払っていないとして批判されている。

そうした批判を受けて、ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンは次のように述べている。「ヴァン・ヘイレンは文字通り自分の名前なんだよ」

ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンは次のように続けている。「ヴァン・ヘイレンが本名だというのは分かっているだろ。バンドになる前からね。いいかい? みんなが大好きな古き良きアメリカのロックンロールはオランダ人移民のエドワルト・ローデウェイク・ファン・ハーレンが書いたものなんだ。クールで、ロックンロールだから名前を変えたわけではないんだよ」

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