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マドンナは今年のMTVビデオ・ミュージック・アウォーズ授賞式の放送中に1989年当時、放送中止になったコマーシャルを放映したペプシに対して感謝の意を表している。

ペプシはブランドの125周年を記念してMTVビデオ・ミュージック・アウォーズの放送に先立って、ミュージシャンを使った過去のコマーシャルをYouTubeで公開しており、マドンナとブリトニー・スピアーズのコマーシャルをスポット・バージョンでMTVビデオ・ミュージック・アウォーズで放映することを発表していた。

1989年当時、“Like a Prayer”のミュージック・ビデオの内容がキリスト教団体から批判を受けて、ペプシはマドンナと500万ドルの契約を結んでいたものの、コマーシャルも即座に放送中止となっていた。

マドンナはインスタグラムで30年以上の時を経て、再びコマーシャルがテレビ放映されたことを受けて、次のように述べている。「34年前、私の曲“Like a Prayer”のリリースを記念して、ペプシと一緒にコマーシャルを作った」

「でも、黒人の聖職者にキスをして十字架が燃えるミュージック・ビデオのシーンを変えることを拒否したら、コマーシャルは直ちに放送中止になった。そうして、自身の芸術性が損なわれることを拒否するアーティストとしての輝かしいキャリアが始まった」

マドンナは次のように締めくくっている。「私たちのコラボレーションの精神性をやっと理解してくれたペプシに感謝するわ」

先日、マドンナは10月にロンドンで開幕する「セレブレイション・ツアー」の振替日程を発表している。

「セレブレイション・ツアー」は7月15日のヴァンクーヴァー公演から始まる予定だったが、マドンナが深刻な細菌感染症のために入院して延期されていた。

当時、マドンナのマネージャーであるガイ・オセアリーは声明を発表している。「6月24日土曜日、マドンナは深刻な細菌の感染により集中治療室で数日を過ごすことになりました。彼女の体調は改善していますが、まだ治療中です。完全な回復は今後になります」

「現時点で私たちはツアーを含めてすべての活動を一旦停止しなければなりません。新たなツアーの初日、振替公演など、詳細については決まり次第、お伝えします」

延期された北米公演は12月から2024年4月にわたって行われることが決定している。いくつかの公演はスケジュールの問題上、完全に中止となっている。振替公演のチケットを購入できない人にはチケットを購入した場所で払い戻しが行われる。

プレス・リリースによれば、「セレブレイション・ツアー」は40年に及ぶマドンナのアーティストとしての旅路にファンを誘うもので、自身の音楽キャリアが始まったニューヨークの街にオマージュを捧げるものになるという。

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