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ザ・ストロークスのフロントマンであるジュリアン・カサブランカスはシンガポールの公演でアークティック・モンキーズのアレックス・ターナーの真似をする一場面があったことが明らかになっている。

ザ・ストロークスはサンズ・エキスポ&コンベンションセンターでシンガポール公演を行い、“Juicebox”を披露する前に観客に感謝しながら「素晴らしい時間を過ごしていてくれたらと思う」と語っている。その後、ジュリアン・カサブランカスはアレックス・ターナー風に「Hope you didn’t have to travel too far(長い旅路じゃなかったこと願っているよ)」と語っている。

ジュリアン・カサブランカスはその後で「最近のアークティック・モンキーズみたいだね」と述べている。

観客が撮影した映像はこちらから。

アレックス・ターナーは長年にわたってザ・ストロークスが好きなことを公言しており、2018年のライヴでは“Is This It”をカヴァーしている。また、『トランクイリティ・ベース・ホテル・アンド・カジノ』に収録の“Star Treatment”では「I just wanted to be one of The Strokes, now look at the mess you’ve made me make(ただ僕はザ・ストロークスの一員になりたかっただけ、それが今ではこのザマだ)」と歌われている。

アレックス・ターナーは2001年にザ・ストロークスが登場したことで人生が変わったと語っている。

「ザ・ストロークスの登場は、俺が聴いていた音楽や履いていた靴にまで変化をもたらしたんだ。髪を伸ばして、母親のブレザーを借りて着たりしていたよ。大ファンだったからね」

「あの歌詞は、一つの時代が一瞬にして過ぎ去ってしまうという考えを閉じ込めたものでね。ちょっと置いておいて、アルバムがどんなものになるか掴めてきたらそこに戻ってこようとしていたんだ。いざ変えようとそこに戻ってきた時には、あるべき場所にあるような気がしていたんだけどさ」

2021年、ジュリアン・カサブランカスはアークティック・モンキーズのデビュー・アルバム『ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム、ザッツ・ホワット・アイム・ノット』のアルバム・ジャケットに模した写真を投稿している。ジュリアン・カサブランカスはキャプションに「ずっとアークティック・モンキーズに入りたかった」と添えている。

先日、ブラーのデーモン・アルバーンはアークティック・モンキーズのアレックス・ターナーを気に入っていることについて語り、ブラーの新作では「彼のように歌っている」と述べている。

アレックス・ターナーについてどう思うかと訊かれたデーモン・アルバーンは次のように答えている。「彼のことは素晴らしいと思うよ。ニュー・アルバムではいろんなところで彼のように歌っているんだ」

「僕らのプロデューサーであるジェームス・フォードのことは知っているかな?」とデーモン・アルバーンは続けている。「彼はアークティック・モンキーズともやっていて、そのことについても話をしたけど、それに逆らうわけにもいかないからね。僕はアレックスの声が好きなんだ。最近は低い音域で歌うのが好きなんだ」

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