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ノエル・ギャラガーはステージでパフォーマンスを披露していてもU2のボノやコールドプレイのクリス・マーティンのような存在感は発揮できないと語っている。

『ラジオX』の新たなインタヴューでノエル・ギャラガーは彼らのようにステージを支配する「素質はない」と語っている。

「そういうことに向いている人もいるよね。例えば、クリス・マーティンは観客と共に盛り上げることができるし、ボノも観客と共に盛り上げることができる。自分には無理だね。そういうことに興味がないんだ」とノエル・ギャラガーは語っている。

ノエル・ギャラガーは続けて“Don’t Look Back In Anger”のような名曲は自分よりも大きな存在だと語っている。

「曲のほうが俺よりも大きいんだ。俺が死んでも、ああした曲は長く残るだろうね。“Don’t Look Back In Anger”とか、“Wonderwall”のような曲はね。だから、身の丈以上にならなきゃいけないとは思わないんだよ」

「つまり、人々は俺を観に来ているわけで、俺がどんな人間かも知っている。どんな感じかもね。それにお金を払ってもらっているわけで、それが得られるものなんだよ」

先日、ノエル・ギャラガーはオアシスのデビュー・アルバム『ディフィニトリー・メイビー』のようなアルバムを書くことはもうできないと語っている。

「オアシスのファンは今後もずっと『ディフィニトリー・メイビー』を書いてほしいと思っているんだろうね。でも、それだとアーティストとして自分の力を伸ばすことにはならないんだよ」とノエル・ギャラガーは語っている。

「あのアルバムをもう一度書くことができて、同じくらいよくて、同じくらい重要で、同じくらい今の時代も意味のあるものになるのなら、子どもの1人を差し出してもいいね。でも、そんなことにはならないんだ」

彼は次のように続けている。「一度でもそんなことがあったことに感謝するよ。俺は56歳だぜ。56歳でいさせてほしい。もう27歳じゃないんだ。27歳だった頃、俺は人々の人生を変えたんだ。それをやり続けることはできないんだよ」

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