ザ・ストロークスは、紛失したニック・ヴァレンシのギターを見つけるため、協力者への謝礼を増額している。
ニック・ヴァレンシが愛用しているエピフォンのギターは、ニューヨークからロサンゼルスに輸送される際に行方不明になっている。バンドは、オフィシャル・サイトで声明を発表し、何か情報を持っている人がいたら名乗り出て、楽器を見つけるために協力してほしいと要請している。
バンド側は、楽器がなくなってしまったことに対してどれだけニック・ヴァレンシが「落ち込んでいる」かを伝えており、何か情報を持っていたら「info@wizkidmanagement.com」にメールを送って欲しいと呼びかけている。
最初の呼びかけに効果がなかったため、このほどバンドは謝礼を1,000ドル(約11万8,000円)から5,000ドル(約59万3,000円)へ増額している。
ツイッターには次のように投稿されている。「不幸にもまだニックのギターは見つかっていません。そこで、謝礼の額を変更しました」
ギターとギター・ケースの説明は下記のとおり。
色:ナチュラル(オレンジっぽい色合い)
メーカー:エピフォン
モデル:1995 リヴィエラ
シリアル番号:R95E5702
特徴:ピックガードが取り外されている。ヘッドプレートに「E」というエピフォンのロゴが入っている。ギターネックのインレイは台形の「螺鈿細工」があしらわれている。ピックアップはP-94に交換してあり、トラピーズ・テイルピースに改造してある。
ケース: 角が金属でバタフライラッチ付きの黒色のフライト・ケース。ケースの底にひびが入っておりガファーテープで補修してある。「フラジャイル(こわれもの)」と書かれたシールと旅による様々な跡が残っている。
昨年後半には、ザ・ストロークスは新曲に取り組むためスタジオに入ることが明らかになっている。
バンドの最新作『カムダウン・マシーン』は2013年にリリースされており、ジュリアン・カサブランカスはバンドが新曲に取り組んでいることを明かし、メキシコのスタジオで撮影した写真も公開されている。
また、ザ・ストロークスは先日、2016年最初のライヴ日程を発表している。バンドは6月、ニューヨークのザ・ガヴァナーズ・ボール・ミュージック・フェスティバルでカニエ・ウェスト、ザ・キラーズ、ベックと共にヘッドライナーを務める予定となっている。
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