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ブラーのデーモン・アルバーンはアークティック・モンキーズのアレックス・ターナーを気に入っていることについて語り、ブラーの新作では「彼のように歌っている」と述べている。

ブラーは2015年発表の『ザ・マジック・ウィップ』以来となるアルバム『ザ・バラード・オブ・ダーレン』を今月リリースしている。

『ミュージックエクスプレス』のインタヴューを受けたデーモン・アルバーンはアレックス・ターナーの素晴らしさについて語り、新作に与えた影響を明かしている。

アレックス・ターナーについてどう思うかと訊かれたデーモン・アルバーンは次のように答えている。「彼のことは素晴らしいと思うよ。ニュー・アルバムではいろんなところで彼のように歌っているんだ」

「僕らのプロデューサーであるジェームス・フォードのことは知っているかな?」とデーモン・アルバーンは続けている。「彼はアークティック・モンキーズともやっていて、そのことについても話をしたけど、それに逆らうわけにもいかないからね。僕はアレックスの声が好きなんだ。最近は低い音域で歌うのが好きなんだ」

新作『ザ・バラード・オブ・ダーレン』にジェームス・フォードが与えた影響についてデーモン・アルバーンは次のように語っている。「ジェームスはものすごく音楽的で、頭がいいんだ。彼はすごく直感的に仕事をする。飲むのも好きだしね。ユーモアのセンスも同じものがあるんだ」

先日、デーモン・アルバーンはアークティック・モンキーズが「最後の優れたギター・バンド」であり、ギター・ミュージックは「実りのない」ものになってしまったと語っている。

「ギター・ミュージックにもう一度盛り上がりを感じているところはあるね。それって悪いことじゃないよね。だって、すごく実りがなかったから。僕にとっては最後の優れたギター・バンドはアークティック・モンキーズだったんだ。あれ以降、同じくらい素晴らしいものがあったかどうかについては把握していない」

一方、ジェームス・フォードはアークティック・モンキーズの最新作『ザ・カー』がもっと外向きの作品になるはずだったと語っている。

「パンデミックが起こったことで、アレックスは自分の世界に入って、美しく距離の近い悲しい曲と共に戻ってくることになった。サフォーク州にある田舎の建物でレコーディングしたんだけど、パンデミックという背景もあったから、グループで一緒になって、アルコールと共に仲間意識を持てたのはよかったよ」

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