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ブラーのデーモン・アルバーンは新たなインタヴューでウェンブリー・スタジアム公演について振り返っている。

ブラーは7月8日・9日にソールド・アウトとなったウェンブリー・スタジアム公演を行っており、ファンに人気のヒット曲のほか、1994年からやっていなかった“Lot 105”も演奏されている。ウェンブリー・スタジアム公演に先立って、ドラマーのデイヴ・ロウントゥリーの怪我のためにフランス公演をキャンセルしていた。

BBCラジオ6のスティーヴ・ラマックの番組に出演したデーモン・アルバーンはウェンブリー・スタジアム公演について不思議な感覚があったと振り返っている。

デーモン・アルバーンは次のように語っている。「ウェンブリー・スタジアムで奇妙だったことはそういうことだったと思うんだよね。土曜日に行った瞬間から日曜日に離れることになるまで、あの場所が小さくなった感じだったんだ。本当に親密な感じで、不思議だったよ。多分、それは基本に立ち返って、始めた頃のバンドに戻って、30年を経てあの頃の心境でできるかどうかやってみることにしたからだと思う」

スティーヴ・ラマックがあの日の公演にはバンド初期の「遊び心」もあったと指摘すると、デーモン・アルバーンは次のように続けている。

「バカバカしさだろ? グレアムと僕という2人の関係というのは基本的にはバカバカしいものがあったんだ」

グレアム・コクソンはそれを受けて次のように語っている。「僕らはそういうバカっぽさを音楽に入れ込んできたんだ。でも、まあ情緒的な人間でもあるし、人だからね。空中に漂っていた重い感情に耐えられないところもあったよ。特にウェンブリーはね。だから、時折、ぶち壊さなきゃならなかったんだ」

ブラーは約8年ぶりとなるニュー・アルバム『ザ・バラード・オブ・ダーレン』を7月21日にリリースすることが決定している。

新作はジェイムス・フォードのプロデュースで、ロンドンのスタジオ13とデヴォンでレコーディングされている。アルバムの制作についてメンバーは自分たちの関係を見直すことになったと語っている。

ブラーはサマーソニック2023でヘッドライナーを務めることも決定している。

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