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ブラーのドラマーであるデイヴ・ロウントゥリーは『NME』とのインタヴューで現在の労働党党首であるキア・スターマーについての見解を語っている。

『NME』のコラム「ダズ・ロックンロール・キル・ブレインセルズ?」に登場したデイヴ・ロウントゥリーは政治での活動も含めて、キャリアの重要な瞬間を振り返っている。

デイヴ・ロウントゥリーはブラーのドラマーと並行して、21世紀の多くの時期を政治家としての活動にも割いている。2017年にはノーフォーク郡で労働党議員に選出されている。

2021年に労働党議員としての任期が終わったデイヴ・ロウントゥリーは現在の労働党党首であるキア・スターマーについての見解を語っている。

「結果が出るのは総選挙だろうね」とデイヴ・ロウントゥリーは語り、労働党党首に対する自身の考えを語っている。「総選挙で勝てば、最近の労働党党首においては最もヴィジョンのある党首だったと広く言われることになるんだろうね。そして、首相になった数少ない労働党党首に仲間入りすることになるだろう」

「総選挙で負ければ、労働党をぶっ壊した、何も達成できなかったバカとして見なされることになる」とデイヴ・ロウントゥリーは続けている。「政治とはそういうものだからね。彼が今、何をやっているかとかはどうでもいいんだ。労働党の党首の目的は総選挙で勝つことだからね。それをできるか、そうじゃないかのどちらかなんだ」

デイヴ・ロウントゥリーが政治について『NME』に語るのは初めてではなく、ソロ・デビュー・シングル“London Bridge”のリリース時に現在の政局についての見解を語っている。

そこで彼は現在の政権にいる人はこれまでにないほど説明責任を果たしていないとして、イギリス国民は政府の根本的な問題に対して許してしまっているように見えると述べている。

「こんなにも政治家が説明責任を欠いていた時代は記憶にないね」とデイヴ・ロウントゥリーは語っている。「このような問題はそれぞれこれまでだったら、首相としてのキャリアの終わりになっていた。これは多数派のいい部分でもあり、危険性でもある。首相の行動を最終的に決めるのは議会だ。もし首相が議会を支配していたら、5年に一度の選挙を除けば、首相は説明責任を果たさなくてもいいことになる」

デイヴ・ロウントゥリーは次のように続けている。「私が政治に関心を持ち始めて以来、これほど説明責任が欠如し、国民がその事実に関心を持たなかったことはなかった。みんな肩をすくめて、『まあ、彼はそういう人だからね。投票した時からそんなもんだとは分かっていた』なんて言うんだ。ほらなってね。すべて織り込み済みだってね」

ブラーは先日ウェンブリー・スタジアムでの2公演を行っており、7月21日にはニュー・アルバム『ザ・バラード・オブ・ダーレン』をリリースすることが決定している。ブラーはサマーソニック2023でヘッドライナーを務めることも決定している。

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