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ブラーのベーシストであるアレックス・ジェームスはウェンブリー・スタジアムのサウンドチェックで“Vindaloo”を演奏する映像を公開している。
アレックス・ジェームス、俳優のキース・アレン、ベーシストのガイ・プラットが共作した“Vindaloo”は1998年のワールド・カップのためにファット・レス名義でリリースされている。ファット・レスはアレックス・ジェームス、キース・アレン、アーティストのダミアン・ハーストの3人がメンバーとなっている。
アレックス・ジェームスは7月9日に行ったウェンブリー・スタジアム公演のサウンドチェックで“Vindaloo”を演奏する映像をソーシャル・メディアで公開している。「ウェンブリー・スタジアムは“Vindaloo”の精神的な故郷なんだ」とキャプションには綴られている。
“Vindaloo”はサッカーのチャントのパロディーとして書かれたが、独自でリリースされることになっており、『NME』は最高のサッカー・ソングを論じる記事で「“Vindaloo”は間違いなく苛つく曲だが、それがこの曲を素晴らしくしている」と述べている。
「『We’re gonna score one more than you』という頭の悪いチャントと無意味な歌詞の産物は全英シングル・チャートで2位を記録し、1998年に最も売れた10曲にランクインしている。この曲はバカバカしい形で人生を謳歌するというポストモダンな達成を成し遂げることになった。なんという世界で暮らしているのだろう」
先日、ブラーはニュー・アルバムを全編演奏するライヴを世界配信することが決定している。
ブラーは約8年ぶりとなるニュー・アルバム『ザ・バラード・オブ・ダーレン』を7月21日にリリースすることが決定している。
新作を全編演奏するライヴは現地時間7月25日にイヴェンタム・アポロで行われる。アルバムを最初から最後まで演奏するライヴは一回限りで、今回のみになると謳われている。
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