コールドプレイはスイスのチューリッヒで行った公演でテニス界のレジェンドであるロジャー・フェデラーをステージに迎えている。
コールドプレイは現地時間7月2日に『ミュージック・オブ・ザ・スフィアーズ』ツアーの一環でチューリッヒのレッツィグルンド・シュタディオンで公演を行っている。
22曲が披露されたこの日の終盤、ロジャー・フェデラーは2000年発表のデビュー・アルバム『パラシューツ』の冒頭に収録された“Don’t Panic”でシェイカーを担当している。
「1996年にバンドを始めた時、僕らは全員すごく若かった」とクリス・マーティンはジョニー・バックランド、ガイ・ベリーマン、ウィル・チャンピオンといったメンバーを1人1人迎えながら語っている。
「ウィキペディアを見てみても、物語はそこで終わっている」とクリス・マーティンは続けている。「でも、誰も知らない別のチャプターがあるんだ。1996年、僕らには5人のメンバーがいた。5人目のメンバーはパーカッションを担当していたんだ」
「彼は3ヶ月くらい一緒にやったんだけど、『もういいや。バンドを辞めて、史上最高のテニス・プレイヤーになるよ』と言ったんだ。ミスター・ロジャー・フェデラー」
観客が撮影した共演の模様はこちらから。
ロジャー・フェデラーは自身の写真や動画をインスタグラムに投稿しており、そのうちの1つには「アドヴェンチャー・オブ・ア・ライフタイム」という言葉が添えられている。コメント欄でコールドプレイは「シェイカーも非の打ち所がなかったよ、ロジャー。できないことなんてあるの?」と述べている。
ロジャー・フェデラーはグランドスラムで20回優勝しており、30個のギネス記録を保持しつつ、昨年41歳で引退している。
コールドプレイは11月に来日公演を行うことが決定している。
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