エルトン・ジョンはグラストンベリー・フェスティバルのステージでジョージ・マイケルの60歳になるはずだった誕生日に追悼の意を表している。
最終日のトリとしてピラミッド・ステージに上がったエルトン・ジョンはジョージ・マイケルについて「イギリスで最もファンタスティックなシンガー、ソングライター、アーティストの1人」だったと評している。
「彼は友人で、インスピレーションでもあった。今日は60歳の誕生日になるはずだったんだ。この曲を彼との思い出に捧げたい。彼が私たちに残してくれた音楽はどれもゴージャスだった」とエルトン・ジョンは語り、スクリーンにはジョージ・マイケルの写真が映し出され、“Don’t Let The Sun Go Down On Me”を演奏している。
また、この日のエルトン・ジョンのステージにはザ・キラーズのブランドン・フラワーズもスペシャル・ゲストとして登場している。
「次のゲストと初めて会ったのはラスベガスで公演をやり始めた2005年だった。彼は私のホテルに来てくれて、バンドのファースト・アルバム『ホット・ファス』の曲を演奏してくれたんだ」とエルトン・ジョンは彼のことを紹介している。
「それから友達になった。彼はザ・キラーズで6回グラストンベリー・フェスティバルでやっているけれど、頼んで一緒に歌ってくれないかと言おうと思った最初の人だったんだ。だから、親愛なる友人にしてファンタスティックなアーティストを紹介したいと思う。ブランドン・フラワーズ!」
また、リナ・サワヤマもゲストとして出演し、キキ・ディーとのデュエットである“Don’t Go Breaking My Heart”を披露している。
さらに、エルトン・ジョンは「去年アメリカのラジオで聴いた子なんだ」としてナッシュヴィル出身の20歳のスティーヴン・サンチェスも出演させている。
ゲイブリエルズのフロントマンであるジェイコブ・ラスクも登場して、10年ぶりに演奏された“Are You Ready For Love?”をロンドン・コミュニティ・ゴスペル・クワイアーと披露している。
エルトン・ジョンのステージの前にはリル・ナズ・Xが賛辞が寄せられているステージを披露している。
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