ブラーは6月1日に開催されたプリマヴェーラ・サウンドで“Country House”を2015年以来となる形で演奏したほか、貴重な楽曲“Luminous”も披露されている。
ブラーはバルセロナで開催されたプリマヴェーラ・サウンドでヘッドライナーを務めており、一連の名曲や新作『ザ・バラード・オブ・ダーレン』からの新曲を披露している。
この日のハイライトの一つは24年ぶりに披露された“Luminous”で、ファースト・アルバム『レジャー』に収録の“Bang”のBサイドとなっている。
“Luminous”は4月のレコード・ストア・デイに再発された『ブラー・プレゼント・ザ・スペシャル・コレクターズ・エディション』にも収録されている。同作には『レジャー』、『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ』、『パークライフ』期のBサイド曲が収録されている。
もう一つのハイライトは“I Do Like To Be Beside The Seaside”を少しだけ披露した後に演奏された“Country House”で、この曲が演奏されたのは2015年の『マジック・ウィップ』ツアー以来となっている。
“So the story begins…”:musical_note:@blurofficial's huge headline show at Barcelona’s @Primavera_Sound last night saw the band play ‘Country House’ for the first time in eight years. Roll on Wembley… pic.twitter.com/WfaJY4FSZL
— NME (@NME) June 2, 2023
「古い友人たちとここに戻ってこられるなんて素敵だよね」とデーモン・アルバーンはライヴの前半で語っている。「若い頃から知っている連中なんだ。グレアムとは12歳の時に出会った。それで、今もやっているんだよ」
新作『ザ・バラード・オブ・ダーレン』からは“St. Charles Square”とリード・シングルの“The Narcissist”の2曲が披露されている。通算9作目となるアルバムは7月21日にリリースされる。
ブラーは“Coffee & TV”、“Girls & Boys”、“Song 2”といった代表曲も演奏している。
この日のセットリストは以下の通り。
1. St. Charles Square
2. Theres No Other Way
3. Popscene
4. Tracy Jacks
5. Beetlebum
6. Trimm Trabb
7. Villa Rosie
8. Coffee & TV
9. Luminous (First time live since 1999)
10. End of a Century
11. Country House (Tour debut)
12. Parklife
13. To the End
14. Girls & Boys
15. Song 2
16. Intermission
17. This Is a Low
18. Tender
19. The Narcissist
20. The Universal
先日、ブラーはニュー・アルバム『ザ・バラード・オブ・ダーレン』のレコーディングについて記者会見で語っている。
「完全に楽しい瞬間というのがあったんだ」とベーシストのアレックス・ジェームスは語っている。「冒頭を飾る新曲で『すごい。自分たちは取り戻したんだ』と思った。ちょっとした瞬間だったけど、ベースの大半を快適なソファでレコーディングしていたのに、立ち上がって、飛び跳ねることになったんだ。我を忘れたね。素晴らしかったよ」
アレックス・ジェームスは次のように続けている。「実のところ、別世界に行って、また戻ってきて、一緒にやってみると、全員なにがしか学んだものがあるんだ。そうそうあることじゃないから、新鮮だし、特別なことで、最初のリハーサルからまさにそんな感じだったよ。僕らが一緒に演奏すると、何か特別なものが常にあるんだ。最初からそうだった。充実感を感じるし、恵まれていると思うよ」
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