ノエル・ギャラガーは新たなインタヴューで大きい会場よりもシアター・クラスのほうが好きな理由について語っている。
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは通算4作目となるニュー・アルバム『カウンシル・スカイズ』を全世界同時リリースしている。新作についてノエル・ギャラガーは「原点に帰ったんだ。白昼夢の中、空を見上げて、人生がどうなるんだろうと思いを巡らす。それは90年代前半と同じように自分にとっては真実なんだ」と語っている。
ラジオXに出演したノエル・ギャラガーはソロの活動については「堂々としたシンガー」がいないから、大きい会場でやるのは「あんまり馴染まない」と語っている。
「俺は自分の単独公演をやるほうが好きなんだよね。フェスティバルも素晴らしいけどね。俺はヘッドライナーはやらないけどさ。例えば、グラストンベリーは素晴らしかった。だって、ポール・マッカートニーの前でやるんだぜ……まあ、あんまりこだわりはないけど、世界各地でツアーをやってシアター・クラスで、できればいいよな。イングランドだと、大きいアリーナでやるけど、あんまり馴染まないんだよね」
ノエル・ギャラガーは次のように続けている。「そういう時はある種堂々としたシンガーが必要なんだと思うよ。『いいか、俺たちにはこういう曲をやる。それだけだ』というようなね。俺は観客に参加させるようなタイプじゃないんだ。でも、シアター・クラスだと、観客と近いから、野次を飛ばされたり、変な質問を言われたりしても、『何だって?』と言えるんだ」
また、ノエル・ギャラガーはアメリカの観客にはオアシスのあまり知られていない曲はヒット曲ほど受けないとも語っている。
「オアシスの曲はBサイドの曲をやることが多いんだけど、アメリカだと中国人と話しているような感じなんだ。『ねえ、これった何の曲?』ってね。でも、イングランドでは盛り上がるからね。自分にとってもいいように、観客にとってもいいようにバランスを取っていかなきゃいけないんだよ」
オアシスの再結成について、リアム・ギャラガーとの関係について何度も訊かれてきたノエル・ギャラガーだが、同じ質問を聞くのは飽きたかと尋ねられると、次のように答えている。「最初にやり始めた時からムカついているよ。もう今じゃ、同じ質問を訊かれて、同じ質問を答えることに魅せられているよ。でも、それが古くならないのは音楽が次の世代のファンにアピールし続けているからだよな」
NME Japanではノエル・ギャラガー日本公式インタヴューも掲載している。
https://nme-jp.com/feature/129869/
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは12月に来日公演を行うことも決定している。
新作のストリーミングはこちらから。
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.