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ザ・ビューは現地時間5月10日に行ったライヴにおいてメンバー間でケンカが勃発している。

ダンディー出身の3ピースであるザ・ビューは復帰公演をマンチェスターのザ・デフ・インスティテュートで行っており、ソールド・アウトとなっていたが、公演は混沌とした様相を呈している。

パフォーマンスを披露する中でリード・シンガーのカイル・ファルコナーは次第に苛立ち始め、最終的にこの日が誕生日だったベーシストのキーレン・ウェブスターにパンチをお見舞いしている。

ファンが撮影した映像がオンラインに出回っているが、カイル・ファルコナーはキーレン・ウェブスターの顔にパンチをしようとしたが、他のメンバーやクルーに抑えられている。ギタリストのピーター・ライリーが間に割って入り、カイル・ファルコナーは「殺してやる」と叫んでいる。ケンカの原因については明らかになっていない。

カイル・ファルコナーはアンコールで“Face For The Radio”を披露したが、途中で止めて次のように語っている。「みんなが望むなら、キーレン・ウェブスターに戻ってきて、ライヴを終わらせるように言ってもらいたい。このバンドの問題は彼も歌を歌いたいのに、できないということだ。そうだろ。僕とは後で会おう」そう言ってカイル・ファルコナーは予定よりも早くステージを降りている。

その後、ザ・ビューはソーシャル・メディアで現地時間5月11日に予定されていたロンドン公演を延期している。

「残念ながら、今夜のロンドン公演は延期しなければならなくなりました。プロモーターがこの状況を解決しようと取り組んでいます。今はチケットを持っておいてください。数日後に更なる発表をします。ファンには本当に謝罪します」

ザ・ビューはTRNSMTといった一連のフェスティバルに出演予定だが、昨夜の事件を受けて出演が実現するかどうかは現時点で分かっていない。

ザ・ビューは6月9日に通算6作目となるニュー・アルバム『エクソーシズム・オブ・ユース』をリリースすることを発表している。ザ・ビューは2022年に活動を再開させるまで5年間活動を休止しており、新作は8年ぶりのアルバムとなっている。

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