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最後のアルバムはリリースしないと語っていたブラック・サバスが、新たなリリースについて発表している。

現時点でのバンドの最新作『13』は、オジー・オズボーンがバンドに復帰を果たして、2013年にリリースされている。バンドにとって通算19作目となる『13』は全米・全英ともに1位を獲得し、グラミー賞の最優秀メタル・パフォーマンスを受賞している。

ブラック・サバスは昨年「ジ・エンド・ツアー」と題した最後のツアーを発表しており、今回ツアーだけで購入することのできるアルバムを発表している。

アルバムには8曲が収録され、『13』のレコーディング時のセッションからの楽曲が収録される。米『ビルボード』誌によれば、“Season of the Dead”、“Cry All Night”、“Take Me Home”、“Isolated Man”という4曲の未発表曲が収録され、“God Is Dead?”、“Age of Reason”、“End of the Beginning”、“Under the Sun”のライヴ音源も収録されるという。

「アルバムには全部で13曲を収録しようと考えてたんだけど、スタジオでさらに3曲できてしまってね。それで16曲になったわけだけど、それでリック・ルービンにどの曲をアルバムに入れるか選んでもらったんだ。それで、入れる曲と入れない曲を選んでもらったら、彼は8曲を選んでね、それが『13』には収録されているんだ」とベーシストのギーザー・バトラーは語っている。

「アルバムのデラックス・バージョンでも何曲か収録されたんだけど、4曲が残ったんだよ。それでライヴ限定CDを出すことに決めたんだ」

オジー・オズボーンは以前に、リック・ルービンと最後のアルバムをもう1枚リリースすると語っていたために、バンドのファイナル・アルバムのリリースについて混乱を引き起こしていた。

「ギーザー・バトラーやトニー・アイオミや他の誰かと一緒にステージに立たないと行ってるわけじゃない。ただ、公式としては、ブラック・サバスは終わるんだ。その後は自分自身のことをやろうと思ってるよ」と以前、オジー・オズボーンは語っている。

さらにこう続けている。「元々はツアーの前に(アルバムをもう)1枚やるつもりだったんだけど、曲を作ってレコーディングを終えるまで3、4年はかかるだろ。その時には俺はもう72とか73になっちまう。だからフェアウェル・ツアーだけをやることに決めたんだ」

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