GETTY

Photo: GETTY

オリビア・ニュートン・ジョンの国葬がメルボルンで現地時間2月26日に開催されて、家族や友人が追悼の意を表している。

オリビア・ニュートン・ジョンは昨年8月に乳ガンとの闘病の末に亡くなっている。享年73歳だった。

国葬でエルトン・ジョンは彼女の「勇敢さと楽観性」は永遠と彼と共にあり続けるだろうと語っている。

ビデオ・メッセージでエルトン・ジョンは次のように述べている。「彼女は揺るがない存在でした。愉快で、やさしく、あたたかく、才能に溢れていて、一緒にいる時はいつも笑っていました。キャリアを通して彼女が成長を続けて、アーティストになっていくのを見ていました」

「ここで一時、感謝を捧げたいと思います。彼女は私の人生に影響を与えてくれました」とマライア・キャリーは語っている。「幼い少女だった頃、彼女のことが大好きでした。『グリース』は私の初めて観た映画です。彼女に憧れていて、会った時にはスターであるのと同じくらい素敵な人でした」

国葬ではデルタ・グッドレムがオリビア・ニュートン・ジョンのヒット曲によるメドレーを披露している。パフォーマンスに先立って、「オリヴィアを讃えて祝福できることは特別なことです」と彼女は語っている。

国葬には俳優のヒュー・ジャックマン、夫のジョン・イースタリング、娘のクロエ・ラタンジーも参加している。

「私が一番好きなことは彼女が鳥や花を見ながら、バラの香りを嗅いでいるのを見ることで、それが彼女の顔にもたらす喜びは美しいものでした。私は彼女の紅茶を作ることが好きで、うまくいくまで5回作り直したこともありました」と娘のクロエ・ラタンジーは語っている。「添い寝するのも大好きでした。深夜に彼女のベッドに潜り込むのです。20歳になってもやっていました。彼女の匂いの嗅ぎ方が好きでした。彼女がすごく愛してくれたことが大好きです」

「国としてあなたにはとても誇りを感じてもらいたいし、全世界が喪に服していることを知ってもらいたいと思います」とドリー・パートンは語っている。「これまで光栄なことに何度か彼女と歌うことがありました。エンタテイナー仲間であり、偉大な友人だと思っています。あなたの曲にもある通り、『本気であなたを愛しています』。あなたの光で照らしてくれたことに感謝します」

昨年、ABBAのアグネタ・フォルツコグとアンニ・フリード・リングスタッドはABBAのソーシャル・メディアでオリビア・ニュートン・ジョンに追悼の意を表している。

ABBAとオリビア・ニュートン・ジョンは共に1974年にブライトンで開催されたユーロヴィジョン・ソング・コンテストに出場している。オリビア・ニュートン・ジョンは“Long Live Love”で4位に入っており、ABBAは“Waterloo”で優勝している。

同じステージで共演する写真を投稿してアンニ・フリード・リングスタッドは次のように述べている。「素敵で、やさしく、最も愛らしい女性が私たちの下を旅立った時、何を感じて、何を言えるのでしょう」

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ