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ザ・ストロークスはニュー・アルバムに取り組んだリック・ルービンとの「魔法のような」体験について語っている。

ザ・ストロークスはコスタリカの山中で伝説的プロデューサーのリック・ルービンとレコーディング・セッションを行ったことが明らかになっている。「数ヶ月前、コスタリカにいて、ザ・ストロークスとニュー・アルバムをレコーディングしたんだ。山の頂上にある家を借りて、屋外にバンドをセットアップしたんだ」と先日、リック・ルービンは語っている。

「それで彼らが演奏したんだけど、山の頂上で海に向かってコンサートをやっているような感じでね。すごかったよ。それを毎日やったんだ。屋外で演奏してくれて、バンドは帰ろうとしなかった。あれは最高の体験だったね」

『マキシム』誌に登場したギタリストのアルバート・ハモンド・ジュニアはこの体験について次のように語っている。「どんな感じで、何があったのかを話したとしても、レコーディングがどのようなものだったか、あの時僕らが体験した『魔法のようなもの』は理解してもらえないと思う」

「彼が最も気に入ったレコーディング体験の一つが今まさにやっていることだったというのは感動的だったよ」

バンドの今後についてアルバート・ハモンド・ジュニアは次のように続けている。「音楽をやって、それを続けたいという気持ちで興奮させられるのは、まだ僕らにとって最高の曲を書いてないと思うからなんだ。直感的にそう思うんだよね」

リック・ルービンとザ・ストロークスが最初に手を組んだのは2017年で、リック・ルービンは2020年発表の『ザ・ニュー・アブノーマル』のプロデュースを手掛けている。通算6作目となるアルバムには“At The Door”、“Bad Decisions”、“Brooklyn Bridge To Chorus”、“The Adults Are Talking”といったシングルが収録されている。

ザ・ストロークスは初期のオリジナル・シングル・レコードを計10枚収録した7インチ・ボックス・セット『ザ・シングルズ – ヴォリューム・ワン』を2023年2月24日にリリースすることも決定している。

シングルはいずれも初期3枚のアルバム『イズ・ディス・イット』(2001年) 、『ルーム・オン・ファイア』(2003年)、『ファースト・インプレッションズ・オブ・アース』(2006年)に収録された楽曲であり、オリジナルのシングルに収録されたレアなB面曲も収録されている。

本作はすべてブラック・ヴァイナル仕様でオリジナルのアートワークが再現されてプレスされることになる。シングルのA面に収録された10曲のミュージック・ビデオが高画質で公開されることも決定している。

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