ブラーのベーシストであるアレックス・ジェームスはバンドの再始動について語っている。
今週、ブラーは2023年7月8日ににロンドンのウェンブリー・スタジアムで一夜限りの再結成ライヴを行うことを発表している。サポート・アクトとしてスロータイ、セルフ・エスティーム、ジョックストラップが出演するこの公演はブラーにとって2015年以来の本格的なライヴとなっている。
ラジオXに出演したアレックス・ジェームスはバンドが再始動することになった経緯について語っている。「秘密にしておくのは厄介だったよ。自分の子どもの1人が知って、他人に言い始めて、その人たちがまた誰かに言ってとなったら、『ダメダメ! 台無しだよ』となってしまうからね。でも、子どもたちも興奮していたよ」
彼は次のように続けている。「一緒にやるのは8年ぶりだからね。長男なんか、前の時は半ズボンだったけど、今じゃ僕のタバコを吸っているからね。最初に解散した時もここまで長くはかからなかったからね」
「2週間前は実現すると思っていなかった。ドラマーも『これは実現しないだろう』と言っていた。でも、月曜日にはウェンブリー・スタジアムを発表できた。信じられないよ。クレイジーだよね。みんなが僕らのことを覚えているのかどうかも分からなかったけど、数週間前に一部屋に集まって、うまくいったんだ」
「僕ら4人が初めて一部屋に集まった時、おそらくウェンブリー・スタジアムでやることになる曲を書いた。それがファースト・シングルの“She’s So High”だった。あっという間に、すぐにできた。まったく苦労はしなかった。演奏するのも苦労はない。でも、集まるということが不可能だった。いつも最後まで知らないのが僕なんだ。『さあ。ベースを持って』と言われるんだよ」
2003年発表の『シンク・タンク』のワールド・ツアー後、活動を休止したブラーは2009年に再結成を果たして、長期に及ぶツアーを行い、グラストンベリー・フェスティバルのヘッドライナーを務めている。
昨年6月、デーモン・アルバーンはブラーの再始動について「アイディアはあるんだけど、今はちょっと僕が忙しかったからね。実現するのは自分の準備ができた時だね」と語っていたが、グレアム・コクソンは次のように語っていた。「僕もその話し合いには参加していて、話し合いとしては始まったんけど、終わらなかったんだよね」
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.