ブラーは来年夏にロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われる公演がどんなものになるかについて語っている。
ブラーは7月8日にウェンブリー・スタジアム公演を行うことを発表しており、7月6日にはノルマンディーで開催されるボーレガード・フェスティバルに出演することも決定している。
デーモン・アルバーンはアップル・ミュージックのマット・ウィルキンソンに対してブラーの個々のメンバーが何度も再結成について訊かれるので、全員が「ふさわしい時が来れば」や「お互いのことを嫌いじゃなかったら」という答えになりがちであることに触れている。
「大したことじゃないんだよ。やる時は本当に楽しいんだけどね」とデーモン・アルバーンは語っている。「自分がここで話している理由もまさに他の3人のミュージシャンのおかげだしね」
デーモン・アルバーンは次のように続けている。「自分の人生においても、彼らの人生においても大きな部分を占めているんだ。だから、その思い出は大切にしていて、台無しにはしたくないんだ」
「これまではやってこなかったけど、うまくいくことは分かっているからね。だから、その点については心配していないよ」
「ただ、タイムトラベルのようなものだから、ふさわしい誠実さをもって演奏できるのかどうか、ということなんだよ。みんなもいじくったようなものは見たくないだろうからね。だって、コンサートなのに曲を再解釈したものなんて嫌だろ。そんなの、誰も興味ないと思うよ」
一方、ドラマーのデイヴ・ロウントゥリーは久々のライヴについて「死ぬまでにやりたかった」夢だったと語っている。
「技術的なリソースだったり、スタッフだったり、演奏する場所だったり、そういうことを手配するのがすごく難しいということが分かってね。どれもすごく不足しているんだよ」
「だから、瀬戸際まで来ると、それを断るというのはなかなか難しいなんだ」
「僕らはできることはほぼすべてやってきたバンドだ。象徴的な場所、象徴的な会場、そういうのはすごく興奮するんだよね」
デイヴ・ロウントゥリーは次のように続けている。「顔には出さなくても、ひそかに死ぬまでにやりたいと思っていた会場の一つだよね。僕らがこうしたスタジアムを埋められるバンドであることを心から願っている。4人と犬が1匹なんて嫌だからね」
デイヴ・ロウントゥリーは自身が「不格好なおじいちゃんみたい」になってしまったと冗談を飛ばしながら、ヒット曲をもう一度演奏するのを楽しみにしていると語っている。
一方、ベーシストであるアレックス・ジェームスはバンドとして新曲を出す可能性について語っている。
「文字通り、デーモンといる時というのは次に何が起こるかなんて分かるわけがないんだよ。最後のライヴになるかもしれないし、新しいアルバムになるかもしれない。それも楽しみのうちなんだけどね。どうなるかは本当に分かるわけがないんだ」
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