GETTY

Photo: GETTY

ジョニ・ミッチェルは今夏にサプライズで出演したニューポート・フォーク・フェスティバルのライヴ音源をリリースする計画を発表している。

ジョニ・ミッチェルは今年7月、1969年以来となる形でニューポート・フォーク・フェスティバルにサプライズで出演して、「ジョニ・ジャム」と銘打って13曲を披露しており、ブランディ・カーライルと共に“Carey”、“A Case Of You”、“Big Yellow Tax”といった曲を演奏している。

エルトン・ジョンがアップル・ミュージックでやっている『ロケット・アワー』に出演したジョニ・ミッチェルはこのパフォーマンスをアルバムとしてリリースする計画があることを明かしている。

エルトン・ジョンは次のように語っている。「音楽を通して、そして、もちろんのこと素晴らしいリハビリを通してあなたを見てきましたが、音楽はその手助けしてくれるものであり、あなたが進化するのを見るのは素晴らしいことで、あなたはまだニューポート・フォーク・フェスティバルの音源は聴いてないと思いますが、あれをアルバムとして出すのはどうかなと思っているんです」

ジョニ・ミッチェルは「そう。あの音源を出そうとしているところなんです」と答え、あのパフォーマンスに先立ってリハーサルを「一切しなかった」ことを明かしている。その後、ジョニ・ミッチェルはあのパフォーマンスで立ってギターを弾いたことについて語っている。

「そう、私は自分のやってきたことを理解する必要がありました。昔のキーでは歌えません。アルトになってしまって、もうソプラノではないのです。だから、曲を歌えません。でも、ギター・パートを弾いたら、盛り上がるのではないかと思いました。あの曲のギター・パートは大好きでしたから。そうしたら評判がよくて、私としても嬉しかったです」

ジョニ・ミッチェルは以前『CBSモーニング』でギターの弾き方を学び直す試みについて語っている。彼女は動脈瘤でギターを弾くスキルを失って、学び直すことになったと説明している。「練習しているところなの。ネットで動画を観て、どこに指を置くのかを確認している。素晴らしいわ。動脈瘤になって、椅子の座り方も分からなくなったし、ベッドから起き上がり方も分からなかった。そうしたことをもう一度学び直す必要があった。幼児期に戻ったようなものね」

先日、ブランディ・カーライルはジョニ・ミッチェルが23年ぶりとなる正式なライヴを来年行うのではないかと語っている。

『ザ・デイリー・ショウ』に出演したブランディ・カーライルは司会のトレヴァー・ノアにジョニ・ミッチェルが来年6月にワシントン州グラント郡でステージに立つ予定だと明かしている。ブランディ・カーライルは27500人収容のゴージ・アンフィシアターで6月9日に公演を行う予定となっているが、翌日の同会場でジョニ・ミッチェルがライヴを行うと語っている。

広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ