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ブラーのドラマーであるデイヴ・ロウントゥリーはソロ・デビュー・アルバム『レディオ・ソングス』をリリースすることを発表して、新曲“Devil’s Island”が公開されている。

アルバムはワイルド・ビースツ、ブライアン・イーノ、ゴーストポエットと仕事をしてきたレオ・エイブラハムズのプロデュースで、1月23日にリリースされる。

「『レディオ・ソングス』というアイディアは自分がダイアルを回しているところから来ているんだ」とデイヴ・ロウントゥリーは語っている。「雑音に合わせられているラジオがあって、ダイアルを回したら、ポップ・ソングが流れてくるというね。そして、もう一度ダイアルを回したら、雑音に戻っていくんだ」

新曲“Devil’s Island”の音源はこちらから。

「1970年代にUKで育って、この時代には確かにいい点もあったけれど、どれだけひどいものになり得たかということも覚えている。国は深刻に分断して、人種差別と女性蔑視が常態化していた。経済は破綻して、一時は国際通貨基金の救済を受けなければならなかった。でも、人の話を聞いていると、あの時代に戻りたいという黄金時代だと思っている人もいるんだ。この曲は40年間でどれだけ時間が経ったかを思い出させてくれる自分へのメモなんだ」

ソロ・デビュー・アルバムのトラックリストは以下の通り。

‘Devil’s Island’
‘Downtown’
‘London Bridge’
‘1000 Miles’
‘HK’
‘Tape Measure’
‘Machines Like Me’
‘Black Sheep’
‘Volcano’
‘Who’s Asking’

デイヴ・ロウントゥリーはソロ作品の制作を4年前から始めたとのことで、作曲家としての「本業」の時間の合間に曲を書き始めたという。「暇な時に曲を書き始めて、いろんな人と会ってコラボレーションしたら、アイディアが浮かんできた。ブラーと一緒にやってきたけど、ミュージシャンとしての一部は失われていたものなんだ」

「いろいろ試してアイディアができてきた時にロックダウンが起こったんだ。突然、かなりの時間ができたことに気付かされてね。プロデューサーの友人であるレオ・エイブラハムズと話をして、2人でスタジオにこもって、一緒にこの曲に取り組むことにしたんだ」

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