エルトン・ジョンはジョー・バイデン大統領から米国人文科学勲章を贈られている。
エルトン・ジョンは「ア・ナイト・ホエン・ホープ&ヒストリー・ライム(希望と歴史が韻を踏む夜)」と題したホワイト・ハウスで開催されたイベントで勲章を贈られている。このイベントは教師、学生、救急隊員、LGBTQIAの擁護者を称えるもので、元ファースト・レディーのローラ・ブッシュ、教育活動家のマララ・ユサフザイ、エイズ活動家のジャンヌ・ホワイト・ギンダーら、2000人以上の人々が出席している。
エルトン・ジョンはイベントで“Your Song”、“Rocket Man”、“Tiny Dancer”、ジョー・バイデン大統領が個人的に思い入れのある“Crocodile Rock”といったヒット曲を演奏している。イベントの最後にエルトン・ジョンは音楽のキャリア、HIV/エイズに関する長年の活動が認められて、米国人文科学勲章を贈られている。エルトン・ジョンは勲章に驚き、感極まった様子で、涙を流している。
エルトン・ジョンは以下の功績が認められている。「彼はその力強い声と決定的な楽曲群で我々の魂を動かしてきました。彼は絶対的な勇気を持った不朽のアイコンにして擁護者であり、誰もが尊厳と敬意をもって扱われるべきだというシンプルな真実を前に進め、慣習に挑戦して、汚名を打ち砕くという目的を見出したのです」
受勲の模様はこちらから。
「アメリカ合衆国からこのような素晴らしい賞をいただいて、恐縮していますし、光栄ですし、心底驚いています」とエルトン・ジョンは語っている。「これは大切なものになるでしょうし、必ずやこの病気をなくすという取り組みを倍にしてくれるでしょう。ミュージシャンとしての私に対するアメリカの思いやりは比類なきものですが、HIV/エイズとの闘いについてはさらに大きなものです」
エルトン・ジョンは現在「フェアウェル・イエロー・ブリック・ロード」ツアーを行っている。エルトン・ジョンが前回ホワイト・ハウスを訪れたのは1998年で、ビル・クリントン元大統領がトニー・ブレア英元首相を招いた時となっている。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.