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ブラック・サバスのギタリストであるトニー・アイオミはバーミンガムで開催された英連邦競技大会の閉会式にギーザー・バトラーが参加しなかったことについて語っている。

現地時間8月8日にトニー・アイオミとオジー・オズボーンは閉会式に出演して“Paranoid”を披露しており、ドラマーのトミー・クルフェトス、ベーシストのアダム・ウェイクマンが参加していた。

「みんな、愛しているよ。バーミンガム。戻ってこられて素晴らしいよ」とオジー・オズボーンはパフォーマンス前に語っている。

『バーミンガム・ライヴ!』のインタヴューに応じたトニー・アイオミはあの日のパフォーマンスにギーザー・バトラーが参加しなかった理由について訊かれている。

「新型コロナウイルスがあまりよくなっていないから、彼は来なかったんだと思う」とトニー・アイオミは語っている。

「彼は休暇でケニアやイタリアに行っていたんだけど、ボートで事故に遭って、3週間前にあばら骨を骨折したか、ヒビが入ったりしたんだ。だから、演奏しに来るには体調が悪かったんだよ」

トニー・アイオミは次のように続けている。「英連邦競技大会で演奏する可能性について長い間、話をしてきたから残念だったよ」

トニー・アイオミはオジー・オズボーンが大きな手術をしていたし、様々な健康上の問題を抱えていたから、パフォーマンスに参加できるほどよくなっていることに驚いたとも語っている。

「手術もあったから、英連邦競技大会に来てパフォーマンスできるなんて思っていなかったよ」と彼は説明している。「彼が来ると言った時に秘密にしてほしいと頼まれたんだ。だから、誰も知らなかったんだよ」

オジー・オズボーンの手術についてはどんなものだったか明らかにされていないが、オジー・オズボーンは先立って「最近はまともに歩けない」として首の手術を行うのを待っていると語っていた。「毎朝、理学療法をやっていてね。よくなってきたけど、ツアーに戻るにはまだまだだね」

ブラック・サバスはバーミンガムの2公演で締めくくられたアリーナ・ツアーで2017年にその活動を締めくくっている。

以降、再結成に関する噂がささやかれてきたが、2020年にギーザー・バトラーは次のように語っている。「間違いなくブラック・サバスがこれ以上やることはないよ。終わったんだ」それに先立ってオジー・オズボーンもブラック・サバスで再結成することにはまったく興味ないと語っていた。「終わったんだ」

一方、トニー・アイオミは2021年にブラック・サバスの更なる公演の可能性について語り、「あり得ないことはない」と語っている。

トニー・アイオミは9月9日にリリースされるオジー・オズボーンの通算13作目のアルバム『ペイシェント・ナンバー9』に収録される“Degradation Rules”にギターで参加している。

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