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エルトン・ジョンはサム・フェンダーのような数名を除けば、現時点で最も優れた音楽を作っているのは女性だと語っている。

エルトン・ジョンは新たなインタヴューでノヴァ・ツインズ、ウェット・レッグ、レッツ・イート・グランマ、ザ・リンダ・リンダズ、ハイムが現状の中で「最も優れた音楽」を作っていると賛辞を寄せている。

エルトン・ジョンは『ミュージック・ウィーク』誌に次のように語っている。「ノヴァ・ツインズ、ウェット・レッグ、レッツ・イート・グランマ、ザ・リンダ・リンダズ、ハイムを見ていると、素晴らしいよね。こうした女性たちはロックしていて、最も優れた音楽を作っている。サム・フェンダーを除けば、男性でできている人はいないよね。みんな女性なんだ。無垢さと純粋な喜びから生まれているから、新鮮な空気を感じるし、自分にとって音楽とはそういうものなんだ」

エルトン・ジョンはハリー・スタイルズの名前を挙げながら、チャートについて「トップ20にはあまりいいアルバムがない」として、シャロン・ヴァン・エッテンやエンジェル・オルセンはもっと高い順位を獲るべきだと語っている。

「ケイト・ブッシュが1位になったのは素敵だったけど、トップ20にはあまりいいアルバムがないよね。アルバム・チャートにいるのは自分だったり、クイーンだったり、ABBAだったりだからね」

「サム・フェンダーやハリー・スタイルズみたいなことは稀で、新人は3位ぐらいに初登場して、すぐに80位台とかに消えてしまうんだ」

「気が滅入るよ。もっとチャートに入るべき素晴らしいアルバムがたくさんあるんだ。フアニータ・エウカやシャロン・ヴァン・エッテン、エンジェル・オルセンとかね。なんで彼女たちがチャートにいないのか、知りたいよ。でも、それは自分のような人間のせいなんだけどね」

先日、エルトン・ジョンは幻のデビュー・アルバム『レジメンタル・サージェント・ジッポー』がリリースされている。

この作品は、1967年から1968年にかけて録音されながら、長らくお蔵入りとなっていたもので、2020年発売の未発表音源を満載したCD8枚組ボックス・セット『ジュエル・ボックス』にはそのデモ音源が収録されていた。

2021年のレコード・ストア・デイにはモノラルLPレコードとして限定発売されるも完売しており、今回公式にリリースされている。

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