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ブラーのドラマーであるデイヴ・ロウントゥリーはソロ・デビュー・シングル“London Bridge”をミュージック・ビデオと共に公開しており、『NME』のインタヴューに答えている。

ワイルド・ビースツ、ブライアン・イーノ、ゴーストポエットを手掛けてきたレオ・エイブラハムズがプロデュースしているシンセサイザーを主体とした“London Bridge”は、ブラーとしてロンドンに移る前のコルチェスターで育った子ども時代が題材となっている。

“London Bridge”ミュージック・ビデオはこちらから。

「子どもの頃の生活では126という数字がいろんなところに出てきたんだ」とデイヴ・ロウントゥリーは語っている。「126番地に住んでいたし、毎朝乗っていたバスも126番だった。いろんなところで、その数字を見ることになったんだ。脳のパターン認識のトリックだということは分かっているけれど、それで僕たちは種として生き延びることになった。全部分かった上でも、いざ自分の身に起こると強力で、それが面白いんだよね」

彼は次のように続けている。「ブラーとしてロンドンに移ってきた時にロンドン・ブリッジで同じようなことが起き始めた。そういうことがあって、突然その場所が自分の人生にとって意味があるかのように思え始めた。まるで宇宙が自分に向かって『ロンドン・ブリッジ』と叫んでいるようにね」

「この曲の起源は『場所の感覚に心を奪われるのは不思議じゃないかい?』ということなんだ。最終的には自分のことを語っているんだけどね。自分についてのアルバムだからね。ソロ・アルバムだから、結局は自分自身のことを言わざるを得ないんだよ」

この曲がアルバム全体のサウンドを象徴しているわけではないとしながらも、デイヴ・ロウントゥリーはアルバムが、ネットフリックスの『The One:導かれた糸』やBBCのスリラー・ドラマ『ザ・キャプチャー 歪められた真実』で手掛けた音楽と同じシンセサイザーを使ったサウンドになると述べている。

ソロ・アルバムは来年のリリースが予定されており、デイヴ・ロウントゥリーはアルバムの曲はライヴでやるために書かれたとも述べている。

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