キング・プリンセスは来たるセカンド・アルバムより“Cursed”と“Too Bad”という2曲の新曲が公開されている。
2019年発表のデビュー・アルバム『チープ・クイーン』に続く新作は7月29日にリリースされることが発表されており、“For My Friends”、“House Burn Down”、“Pain”が公開されている。
アルバムにはマーク・ロンソン、イーサン・グルスカ、アーロン・デスナー、ブライス・デスナー、トバイアス・ジェッソ・ジュニアらがコラボレーターとして参加している。
彼女は2曲の公開と共に次のように述べている。「私は失恋についてしか書いてこなかった。他の人々を通して自分自身について語るほうが簡単だと思っていた。自分に痛みを引き起こす状況について書き、自身の不安や落ち込みを正当化するのに使っていた」
「ついに自分に矛先を向けなければいけないところまで来た。自分は愚かで、不安で、悲しく、セクシーでもある。私を構成する際限なき二律背反について、こういうことについて語るのが怖くなるのはもう嫌だった」
「私は一つの存在ではない。自分のことを好きかどうかは分からないけど、自分を見出そうとしている。“Hold On Baby”は新たな傷心を探したものだった。あれはガールフレンドへのラヴレターだった。自分をしっかりと読み解いたもので、最も熱烈な仲間である犬や祖父母の象徴であるフクロウなど、人生で希望を与えてくれる象徴を覚えさせてくれる」
「このアルバムでみんなに自分を受け入れる強さを与えたい。どんなに混乱していてもね。この世界で生きるのは簡単ではないけれど、狂った世界で息をする空気をくれたみんなには音を感じている」
「それこそがキング・プリンセスの核心に常にあったものだった。安全で、奇妙で、厄介で完璧ではない自分を感じられる家を作ることだった。その感覚においては一人じゃない。私も誓って同じように感じている。このアルバムは無防備になれる聖域を必要とする人のための作品で、みんなと共にいるし、みんなのことを愛している」
キング・プリンセスはフローレンス・アンド・ザ・マシーンのツアーでサポート・アクトを務めることが決定している。
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