ブラーのグレアム・コクソンとローズ・エリナー・ドゥーガルによる新プロジェクトであるザ・ウェイヴは最初の楽曲である“Something Pretty”の音源が公開されている。
元ピペッツのメンバーで、マーク・ロンソンとのコラボレーションでも知られるローズ・エリナー・ドゥーガルとグレアム・コクソンは5月5日にトランスグレッシヴ・レコーズより“Something Pretty”をリリースすることを発表していた。
それに先立って5月4日にはロンドンのザ・レキシントンで特別なライヴが開催されており、同会場では現地時間5月6日にも公演が行われることが決定している。
5月4日に行われた公演では9曲のセットリストがオンラインにアップされており、“Something Pretty”のほか、“Can I Call You”、“Drowning”、“Sleepwalking”、“Kill Me Again”といった曲が演奏されている。
“Something Pretty”の音源はこちらから。
Superb debut show from @The_Waeve
We didn't know what we were expecting but we loved it!
More shows this year and the album next year. Looking forward to it!@grahamcoxon @RoseDougall pic.twitter.com/aodfbN8esN— Blur Fan Club (@blurfanclub) May 5, 2022
ライヴに先立って2人は次のように述べている。「ザ・レキシントンで僕らの新しいサウンドをお披露目することができるのをものすごく楽しみにしているんだ。閉じこもって、素晴らしいミュージシャンの友人の力を借りながら、自分たちの曲の様々なサウンドをダイナミックなライヴのサウンドに変換するのに忙しくしていてね。ザ・ウェイヴのサウンドに身を委ねるのにみんなを招待するよ」
ロックダウンの最中だった2020年のクリスマスにメッセージのやりとりをして、2人は一緒に活動することになったという。彼らはすぐに曲を書き始めて、そのコラボレーションは「予想外のサウンドの世界観へと昇り詰めることになった」と説明されている。
「共通するイギリスのフォーク・ミュージック、ストーリーテリング、荒涼とした島国への愛情」をインスピレーションとしたという彼らの音楽は「誠実な親密さを保った映画的な広がり」と「成層圏へと飛翔するギター、サックス、ストリングス」によってすぐに独自のものとなったという。今後の楽曲では「忘却と降伏というテーマが希望と光を暗示しながら」語られるとされている。
ザ・ウェイヴはブライトンで開催されるグレート・エスケイプ・フェスティバルに出演することも決定している。
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