Rankin

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ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーはアップルTV+で配信されるドラマ『窓際のスパイ』に提供したソロとしての新曲“Strange Game”について語っている。

ミック・ヘロンの人気小説シリーズを原作とし、ゲイリー・オールドマンが主演を務める『窓際のスパイ』はロンドン郊外のスロウ・ハウスでMI5の落ちこぼれ部隊として働くイギリスの諜報員たちの活躍を描いたドラマ・シリーズとなっている。

オールドマン演じるジャクソン・ラムは、頭は切れるが短気な性格の人物で、失態により出世コースを外れ、スロウ・ハウスに左遷されたスパイたちをリーダーとして束ねていく。全6話から成るこのドラマ・シリーズには、クリスティン・スコット・トーマス、ジョナサン・プライス、オリヴィア・クック、ジャック・ロウデンらも出演している。

サイモン・メイヨーによる『グレイテスト・ヒッツ・ラジオ』に出演したミック・ジャガーは“Strange Game”の制作過程について次のように語っている。「ドラマ全体の音楽を手掛けたダニエル・ペンバートンがEメールを送ってきたんだ。彼のことは知らなかったんだけど、彼が賞を受賞していることは知っていて、いいものを書いていると思ったよ。けれど、個人的には知らなかったんだ」

「特定の目的のために特化した形で曲を書くことは楽しい経験だったよ。いわゆる自宅で腰を据えて、その時に思っていることや内面の感情を書くのとは違うわけでさ。特定のキャラクターがいて、特定の状況があったんだ。普段とは違う曲の書き方だったね」

インタヴューでミック・ジャガーはザ・ローリング・ストーンズで行う来たるヨーロッパ・ツアーについても語っている。「去年、アメリカ・ツアーをやったんだけど、御存知の通り、人々は長い間出掛けられなかっただろ。だから、今年は出掛けられるようになって、ヨーロッパでも大きなツアーがたくさん行われる。それに加われるのがすごく嬉しいし、ハイド・パークもきっと楽しいものになるはずだよ。前回も素晴らしいライヴだったから、天気があの時ぐらいよかったら、素晴らしいものになると思う」

ザ・ローリング・ストーンズは結成60周年を記念してバンドメンバーの独占インタヴューを含むBBCによるドキュメンタリーとラジオ番組が放送されることが決定している。

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