トリヴィアムのマット・ヒーフィーはソロのブラック・メタル・プロジェクトのイバラキによるデビュー・アルバム『羅生門』よりマイ・ケミカル・ロマンスのジェラルド・ウェイとのコラボレーションとなる新曲が公開されている。
“Rōnin”という新曲にはエンペラーのイーサーンが作曲で参加している。9分の楽曲は2人の人物が洗脳されて、催眠術をかけられるミュージック・ビデオと共に公開されている。
“Rōnin”のミュージック・ビデオはこちらから。
マット・ヒーフィーはツイッターですべてのスクリームをジェラルド・ウェイが担当していることを明かしており、それこそが曲の「お気に入りの瞬間」だと述べている。イーサーンはプロデュースとギター・ソロを担当しており、トリヴィアムのアレックス・ベントがドラムを担当し、イーサーンの家族がコーラスで参加している。
FYI. Gerard did all the screams on this song. Ihsahn is on the solo. Ihsahn’s family on the “whoa oh’s”. Yours truly on singing. Alex Bent on drums.
— Matthew kiichichaos Heafy (@matthewkheafy) March 25, 2022
マット・ヒーフィーはジェラルド・ウェイとのコラボレーションについて次のように述べている。「イーサーンや(ベヒーモスの)ネルガルと同じようにジェラルド・ウェイは自分にとって長年のインスピレーションだったんだ。クリエイティヴになる動機の源として常々見てきたんだ。ジェラルドと自分はイバラキやブラック・メタルが属する場所とは違うジャンルの出身で、ある種アウトサイダーとも言えるけど、境界を突破しようという情熱がこのパフォーマンスの目的であり、精神となったんだ」
イバラキは2012年に別のプロジェクトでイーサーンがマット・ヒーフィーに声をかけたところから始まっている。イバラキはスカンジナヴィアの神話やノルウェーの神話を題材としたムリチュというプロジェクト名だったが、日本の伝承を題材とした内容に変更されている。
アルバムからはベヒーモスのネルガルがヴォーカルを務めた“Akumu”とイーサーンが参加した“Tamashii No Houkai”も公開されている。
アルバム『羅生門』は5月6日にニュークリアー・ブラストよりリリースされる。
アルバムのトラックリストは以下の通り。
‘Hakanaki Hitsuzen’
‘Kagutsuchi’
‘Ibaraki-Dōji’
‘Jigoku Dayū’
‘Tamashii No Houkai’
‘Akumu’ featuring Nergal
‘Komorebi’
‘Rōnin’ featuring Gerard Way
‘Susanoo No Mikoto’ featuring Ihsahn
‘Kaizoku’
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