Gary Bandfield

Photo: Gary Bandfield

バウハウスは14年ぶりとなる新曲“Drink The New Wine”が公開されている。

バウハウスは他のメンバーがレコーディングした音源を聴かないというシュルレアリスムの「優美な屍骸」と呼ばれる手法を使ってロックダウンの最中にシングルをレコーディングしている。

それぞれのメンバーは1分間の8トラックにヴォーカルと楽器をレコーディングしている。唯一の共通点はドラマーのケヴィン・ハスキンスが事前に録音したビートのみで、最終的なバージョンを聴くのは「シンクロした啓示」のようだったと述べている。

曲名は「優美な屍骸」の手法を使ってアンドレ・ブルトン、マルセル・デュシャン、ジャック・プレヴェール、イヴ・タンギーが1925年に制作した作品から取られている。

「本作にはその作品で生まれた『Le cadavre exquis boira le vin nouveau(優美な屍骸は新しいワインを飲むだろう)』というフレーズが含まれています」とバンドは述べている。

“Drink The New Wine”の音源はこちらから。

“Drink The New Wine”はバウハウスが2008年にアルバム『ゴー・アウェイ・ホワイト』を発表して、解散して以来の新曲となっている。バウハウスは2019年に再結成して数公演をやったほか、昨年もロンドンとメキシコ・シティで公演を行っている。

今年5月にバウハウスは16年ぶりに北米ツアーを行うことが決定している。クルーエル・ワールド・フェスティバルにモリッシー、ブロンディ、ディーヴォ、エコー&ザ・バニーメンらと共に出演することも決定している。

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