ジャック・ホワイトはテネシー州ナッシュヴィルで行われたベックのアコースティック・ライヴでベックのふりをしてパフォーマンスを披露している。
春と夏に2枚のソロ・アルバムのリリースが控えているジャック・ホワイトはベックがベースメント・イーストで行ったライヴの冒頭でステージに登場している。
「やあ、レディース&ジェントルマン、ベックです。1990年代に書いたお気に入りの曲を披露するよ」とジャック・ホワイトは語りながら、ギターを肩にかけている。
ジャック・ホワイトはベックの曲ではない、チャンバワンバの“Tubthumping”とザ・プロクレイマーズ.の“I’m Gonna Be (500 Miles)”を披露している。
ベックはステージに入ってきてジャック・ホワイトに「何をやっているんだい?」と問いかけ、ジャック・ホワイトは「君のためにステージをあたためていたんだ」と答えている。ベックはジャック・ホワイトのために自分の車に爪切りまで取りに行ったりもしたという冗談も披露している。
ジャック・ホワイトとベックは親しい友人関係で知られ、お互いの楽曲をカヴァーしており、過去のライヴにスペシャル・ゲストとして出演したこともある。
また、ベックはホワイト・ストライプスのシングル“Conquest”のB面曲にも参加している。“It’s My Fault For Being Famous”では共同プロデュース/ヴォーカル/ピアノで参加しており、“Honey, We Can’t Afford To Look This Cheap”ではスライド・ギターで参加している。
ジャック・ホワイトは昨年11月に『フィアー・オブ・ザ・ドーン』と『エンタリング・ヘヴン・アライヴ』という2枚のアルバムをリリースすることを発表している。『フィアー・オブ・ザ・ドーン』は4月8日に、『エンタリング・ヘヴン・アライヴ』は7月22日にリリースされる。
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