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デフトーンズはベーシストのセルジオ・ヴェガが脱退したことが明らかになっている。

セルジオ・ヴェガは2009年からデフトーンズにベーシストとして参加しているが、スポティファイには彼のいないアーティスト写真がアップされており、その後ソーシャル・メディアで脱退が正式に発表されている。

インスタグラムに投稿したビデオ・メッセージでセルジオ・ヴェガは次のように語っている。「僕とデフトーンズの友人関係の歩みについて簡単に整理すると、1995年に出会って、1998年にはチ・チェンの代役を務め、チ・チェンの悲劇を受けて2009年に仕事をしないかと声をかけてもらった。クイックサンドのことを気に入ってくれていて、ソングライターとしてもアレンジャーとしても同じアプローチを持ち込んでほしいと言われた。あと、フランク・デルガドと同じようにそのうちに正式メンバーになれるとも言われていた。12年間バンドと仕事をしてきて、アルバムのサイクルが始まる時に正式メンバーになることについて尋ねると、代わりに契約が改善されるという状態だった」

「新型コロナウイルスは多くの人にとって分岐点となっていて、バンド内での立ち位置や自分のキャリアに求める今後について疑問を持ち始めたんだ。安定したものが必要になり始めていて、当時、自分の契約は切れていた。ある日、バンドの当時の状況について電話をもらって、問題ないなら、今すぐロサンゼルスに行って手助けしてくれないかと言われて、もちろん、やるよと言ったんだ。そして『自分の状況は後でなんとかすればいいから。だけど、前の契約には戻れない』と伝えた。それぞれのマネージャーで新しい契約について話し合ったんだけど、前と同じ契約をオファーしてきたんだ。その時に自分が成長できる機会がないことが明らかになってね。オファーを断ったんだ。コミュニケーションの行き違いをどうすれば解決できるのか、メンバーにはすぐに電話したけれど、返事はなかった。数日後、オファーが撤回されて、僕の幸せを願う手紙が弁護士から届いた。だから、昨年、僕はバンドを脱退していて、クイックサンドに集中しているんだ。あとは他のアーティストやプロジェクトのためにプロデューサーや作曲家もやっている。僕が機材を売り払って、音楽を止めたという噂が流れたから、このことも伝えたかったんだ」

デフトーンズの最新作は2020年発表の『オームズ』となっており、昨年には『ホワイト・ポニー』の20周年を記念してリミックス・アルバム『ブラック・スタリオン』がリリースされている。

デフトーンズはカリフォルニアを拠点とした大麻のブランド「ゴールデン・バーン」と協力して独自の大麻を発売している。

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