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エルトン・ジョンはウクライナが現在体験している「悪夢」について「心を痛め」ていると述べている。

ウクライナはロシアのプーチン大統領が2月24日に侵攻したことを受けて、ロシアとの国交を断絶して戒厳令を発令している。

エルトン・ジョンはウクライナの国旗である青と黄色の旗の画像をインスタグラムに投稿して、ウクライナを支持することを表明している。

「20年以上にわたってエルトン・ジョンのエイズ・ファウンデーションは東ヨーロッパや中央アジアのコミュニティへの活動を通してウクライナの傷ついた人々にHIVの治療やサービスを提供してきました」

エルトン・ジョンは1992年にエイズ・ファウンデーションを設立しており、HIVの防止、教育、HIVを抱えて暮らす人々への支援などを行っている。

「今回の紛争が起きたことに心を痛め、愕然としており、こんな悪夢を生きるべきでないウクライナの人々と共に私たちの心はあります」とエルトン・ジョンは続けている。「こんな悲惨な時もウクライナで起きている暴力と苦しみが終わることを願っており、命を救うサービスや人道的支援が必要としている人々に届くようになればと思います」

ロシアは今回の行動についてウクライナの侵略ではなく、「特別軍事作戦」だと主張しているが、世界中から多くの非難を呼んでいる。

フォールズのヤニス・フィリッパケス、ブリング・ミー・ザ・ホライズンのオリヴァー・サイクス、フランツ・フェルディナンドのアレックス・カプラノスらはロシアによるウクライナ侵攻についてソーシャル・メディアで反応を示している。

人口4400万人のウクライナはロシアとEUの両方に隣接しており、ロシアはNATOやEUといったヨーロッパの制度を受け入れようとするウクライナの動きに長い間抵抗してきた。プーチンは30カ国からなるNATOに加盟しないこと、ウクライナが非軍事化して中立国になることを保証するよう要求している。

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