ジーザス・ジョーンズはフード・レコーズのトップだったアンディ・ロスの訃報を受けてブラーに再始動することを呼びかけている。
ブラー、アイドルワイルド、ダブスターらと契約したアンディ・ロスは享年66歳で亡くなったことが明らかになっている。
「フード・レコーズの片割れであるアンディ・ロスの訃報を受けて心を痛めています」とジーザス・ジョーンズはツイートしている。「彼がいなかったら、これまでやってきたことはできなかったでしょう。今後もずっと感謝して惜しむことになるでしょう。さようなら、ボス」
ブラーのドラマーであるデイヴ・ロウントゥリーは次のように続けている。「友人にして恩師であるアンディ・ロスが亡くなったことを知って本当に悲しいです。彼は寛大で、あたたかく、やさしい素晴らしい人物でした」
ジーザス・ジョーンズは「やあ、ブラー。フード・レコーズのアーティストで集まって、アンディ・ロスのために何かをやるのはどう思う? 思いつきに過ぎないけどさ」
Hey @blurofficial , what do you say we get Food back together, and do something for Andy? @dubstarUK @t_supernaturals @CrazyheadUK @DieselParkWest_ Just a thought x
— Jesus Jones (@jesusjonesband) January 25, 2022
南ロンドン出身のアンディ・ロスは1975年から1978年にかけてレスター大学在籍中にディスコ・ゾンビーズというバンドを結成して、音楽界でのキャリアをスタートさせている。彼はいくつかのレコード店で働いた後、内国歳入庁に務めている。
友人を通してアンディ・ロスは音楽ジャーナリストの仕事もしており、1986年に内国歳入庁を辞めて、音楽ジャーナリストをやりながらフード・レコーズに入っている。フード・レコーズはカムデンを拠点に1980年代中盤にデヴィッド・バルフェによって設立されている。
アンディ・ロスは多くのアーティストと契約したが、最大の瞬間は1989年11月にイズリントン・パワーハウスでライヴを観た後、1990年3月にブラーと契約した時となっている。
EMIは1994年にフード・レコーズを買収している。フード・レコーズが関わった最後のブラーのアルバムは1999年3月発表の『13』となっている。
昨年、デーモン・アルバーンはブラーの再結成について「アイディアはある」と『NME』に語っている。
「まあ、最近も話をしたよ。でも、それ以上の進展はないね」とデーモン・アルバーンは語っている。「アイディアはあるんだけど、今はちょっと僕が忙しかったからね。実現するのは自分の準備ができた時だね」
彼は次のように続けている。「必要な時にやるよ。不用意にその手のことで嘘をつきたくないんだ」
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