GETTY

Photo: GETTY

ザ・ナショナルのアーロン・デスナーはテイラー・スウィフトの『フォークロア』と『エヴァーモア』を共同プロデュースしているが、デーモン・アルバーンによるテイラー・スウィフトについての発言に言及している。

デーモン・アルバーンは『ロサンゼルス・タイムズ』紙のインタヴューでテイラー・スウィフトの共作というアプローチについてソングライティングにおける「伝統主義者」である自分とは相容れないと語り、テイラー・スウィフトが「優れたソングライター」であることを示唆されると、デーモン・アルバーンは彼女は自分で曲を書いていないと述べている。

「あれはカウントされないんだ。共作がどんなものかを知っているけど、共作というのは作曲とはまったく違うんだ」とデーモン・アルバーンは語っている。「誰かを嫌いとかじゃなくて、ソングライターと共作のソングライターには大きな違いがあると言っているんだ。その結果が素晴らしいものにならないと言っているわけでもないんだけどね」

アーロン・デスナーはこの発言を受けて「デーモン・アルバーンがなんでテイラー・スウィフトの素晴らしいソングライティングを貶めようとしたのか分からない」と述べている。

「ただ、彼女と共にレコードを作った人間として、あなたの発言は事実からまったくかけ離れている。彼女の実際の作曲作業や仕事の進め方についてあなたはまったく分かっていない」

『フォークロア』と『エヴァーモア』に加えてアーロン・デスナーは『フィアレス』や『レッド』の再レコーディングの際に加えられた未発表曲の共同プロデュースも手掛けている。

昨年、アーロン・デスナーはグラミー賞で『フォークロア』が最優秀アルバム賞を受賞したことを受けて「音楽への信念を取り戻させてくれた」と述べていた。

一方、テイラー・スウィフトはデーモン・アルバーンの発言についてツイッターで言及して、次のように述べている。「私は自分の曲をすべて書いている。あなたの釣り発言は完全に嘘だし、本当に迷惑ね。私の曲を好きじゃなくてもいいけど、私のソングライティングを貶めようとするのはメチャクチャな話だと思う」

デーモン・アルバーンはテイラー・スウィフトのツイートに対して反応を示し、自分の発言が「クリックベイト」にされてしまったと述べている。「君に完全に同意するよ。ソングライティングについて話していたのにクリックベイトにされてしまったんだ」

「素直に無条件に謝罪するよ。私が最もしたくないのは君のソングライティングを貶めることだ。理解してくれることを願うよ」

デーモン・アルバーンはブリット・アウォーズの週となる2月20日にロンドンのトロキシーで『ザ・ニアラー・ザ・ファウンテン、モア・ピュア・ザ・ストリーム・フロウズ』を演奏することが決定している。

広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ