ヤード・アクトはエルトン・ジョンの“Tiny Dancer”のカヴァーが公開されている。
このカヴァーについてジェイムス・スミスは『NME』に次のように語っている。「新しく友人になったエルトン・ジョンは取材でも僕らに対して親切にしてくれてね。それで“Tiny Dancer”をカヴァーしたんだ」
「“Tiny Dancer”のような曲はこれまでのヤード・アクトから想定されるものからはかけ離れているから、僕らの多才さを示す面白いやり方だと思ったんだよね。それに加えて“Tiny Dancer”の多才さも示すことができるんだ」
プレス・リリースによれば、エルトン・ジョンもこのカヴァーを喜んでおり、「フロントマンのジェイムス・スミスに個人的に電話をしてきた」という。
“Tiny Dancer”のカヴァーはこちらから。
エルトン・ジョンは昨年の『NME』のインタヴューでヤード・アクトのスタイルについて次のように述べている。「自分にはできないものだけど、大好きなんだ。どうやってやっているんだろうと思っているよ」
ヤード・アクトは『NME』による最新インタヴューでエルトン・ジョンからの賛辞について次のように語っている。「驚いたよ。エルトン・ジョンのことは大好きなんだ。彼に向けて書いた歌詞もあるんだ。いつか会うことができるのを願っているよ」
「彼の関心を惹きたくて“Tiny Dancer”のカヴァーをライヴでもやっているんだ。完全に失敗してしまう可能性もあるけど、何かをやったほうがいいんじゃないかなと思ってね。人間というのはかけがえがなく、判断力があるものだからね。何もしないよりは何かをしたほうがいい。人はいずれ死んでしまうんだからね」
エルトン・ジョンとコラボレーションをしたいかと訊かれると、ジェイムス・スミスは次のように語っている。「100%だね。エルトン・ジョンと仕事をしたくないなんて言う人のいるバンドなんて想像できるかい? 即座にブーイングだよ。死ぬほど彼と仕事をしたいね。ドライブイン・ロックンロールをやるんだ。彼に歌ってもらいたい歌詞を書いて、コーラスで自分も加わるんだ。“Crocodile Rock”のパート2ぐらいいいものになるんじゃないかな」
ヤード・アクトは1月21日にニュー・アルバム『オーヴァーロード』をリリースすることが決定しており、アルバムからは“Pour Another”が公開されている。
ジェイムス・スミスは“Pour Another”について「多くの快楽主義者には馴染み深いパーティー後の会話に焦点を当てているんだ」と語っている。
「日常生活がまた戻ってくるという空気がすぐそこまで来ているんだ。夜のそういう時点ではこの瞬間を手放したくない気持ちになって、すべてが完璧で、誰もが親友のように感じるんだ。でも、そうした瞬間も終わる。何もかもがそのままではいられない。突然、目が覚めて、現実と向き合わざるを得ないんだよ」
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