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ピーター・ジャクソン監督のドキュメンタリー作品『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』にも出演しているザ・ビートルズの長年のローディーだったマル・エヴァンスの家族はその生涯を綴った正式な伝記を出版することを発表している。

本書はハーパーコリンズ社のデイ・ストリート・ブックスから2023年に出版される予定で、ザ・ビートルズの研究者で、自身のサイトでは「ザ・ビートルズとその文化的影響についての世界でも屈指の権威の1人」とされているケネス・ウォーマックと遺族は協力して、彼の生涯の詳細をまとめていくという。

タイトル未定のこの伝記に続いて、米『ローリング・ストーン』誌によれば、日記や原稿など、マル・エヴァンスの個人的所有物も2024年に公開される予定となっている。1976年に享年40歳で亡くなる前、マル・エヴァンスはザ・ビートルズの許可を得た上でそうした原稿を自身で出版することを計画していた。

「私にとって父はかけがえのない存在です」とマル・エヴァンスの息子のゲイリーは述べている。「彼は私にとってヒーローでした。ケネス・ウォーマックがプロジェクトに加わる前も私は父の生涯のことを知っていると思っていました。しかし、私が知っていたのはモノクロでした。15ヶ月後に起きたことは、父親も大好きだった映画『オズの魔法使い』のようでした。ケネス・ウォーマックは物語にたくさんの色と光を加えてくれたのです」

「ケネス・ウォーマックは父親がザ・ビートルズの最高の友人だったことを私に示してくれました。父がザ・ビートルズに出会ったことも幸運でしたが、父が初めてキャヴァーンの階段を降りたことでザ・ビートルズも幸運に恵まれることになったのです」

マル・エヴァンスは不慮の死を遂げるまでザ・ビートルズに雇われることになった。1963年にローディーとして雇われた後、ザ・ビートルズとの距離を急速に縮め、1966年にザ・ビートルズがツアーを止めた後もマネージャーとして様々な仕事を行っていた。

先月、全3編8時間近くに及ぶドキュメンタリー作品『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』はディズニープラスでの配信が開始されている。本作は1970年にリリースされたアルバム『レット・イット・ビー』の制作を追ったもので、123曲ものセッション映像が収録されている。

『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』をファンがどう受け止めるかについてピーター・ジャクソンは次のように語っている。「今じゃ彼らもおじいちゃん、ひいおじいちゃんだけどさ。でも、この作品ではジョンとリンゴが28歳で、ポールが26歳、ジョージが25歳なんだ。52年前の映像だとは思わないはずだよ。「彼らの音楽は時代を超えると思ってきたんだけど、本作では再び若返ったような感じなんだ」

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