Ethan A. Russell / Apple Corps Ltd.

Photo: Ethan A. Russell / Apple Corps Ltd.

ピーター・ジャクソン監督はザ・ビートルズが1960年代に『指輪物語』を映画化しようとしたことについて語っている。

ピーター・ジャクソンが手掛けたドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』は11月25日よりディズニープラスで配信されているが、映画『ロード・オブ・ザ・リング』を製作していた2002年にピーター・ジャクソンはそのことについて語っている。

ジョン・レノンがやろうとしていたことで、J・R・R・トールキンがその時はまだ映画化の権利を持っていたんだ。でも、ザ・ビートルズがやるというアイディアを気に入らなかったみたいでね。それで、なしになったんだ」とピーター・ジャクソンは『ピープル』誌に語っている。「サウンドトラックのアルバムからは素晴らしい曲が生まれていただろうね」

今回、ポール・マッカートニーリンゴ・スターと共にそのプロジェクトについて語ったことをピーター・ジャクソンは明かしている。

ピーター・ジャクソンはBBCニュースに次のように語っている。「少しずつ情報を集めていって、ポールにそのことを訊いていったんだ。リンゴはあんまり覚えていなかったね。『マジック・クリスチャン』を製作したアップルの映画部門のプロデューサーだったデニス・オーデルには『指輪物語』をやろうというアイディアがあったんだ」

「最終的にJ・R・R・トールキンから権利をもらえなかったんだよね。ポップ・グループが彼の物語を演じるというアイディアが気に入らなかったみたいだね。それでダメになったんだ。でも、やろうとしていたのは間違いないよ。1968年の初め、一時真剣にそれをやろうと考えていたんだ」

彼は次のように続けている。「ポールは『やらなくて良かったと思っている。だって、君が作ることになって、僕はそれを気に入っているからね』と言っていたけど、私は『やらなかったのは残念でした。ミュージカルになっていたかもしれないですしね』と言ったんだ」

「ザ・ビートルズがサウンドトラックと共に『指輪物語』をやっていたら、どんなものになっただろうね。14〜15曲、ザ・ビートルズの曲があったら、素晴らしいものになっていただろうね」

「だから、2つの考え方があるんだ。アルバムを聴いてみたかった一方で、自分が映画を作れる機会を得られたことは嬉しいからね。でも、その曲は魅力的なものになっていただろうね」

全3編の『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』は11月25日・26日・27日に配信されることが決定している。それぞれのエピソードは約2〜3時間の長さとなっている。

先日、『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』をファンがどう受け止めるかについてピーター・ジャクソンは次のように語っている。「今じゃ彼らもおじいちゃん、ひいおじいちゃんだけどさ。でも、この作品ではジョンとリンゴが28歳で、ポールが26歳、ジョージが25歳なんだ。52年前の映像だとは思わないはずだよ」

「彼らの音楽は時代を超えると思ってきたんだけど、本作では再び若返ったような感じなんだ」

Copyright © 2021 BandLab UK Limited. NME is a registered trademark of BandLab UK Limited being used under licence.

関連タグ