ブラーのデイヴ・ロウントゥリーはインディ・レーベルのクッキング・ヴァイナルと契約してソロ・デビュー・アルバムをリリースすることが決定している。
1988年からブラーのドラマーとして成功を謳歌してきたデイヴ・ロウントゥリーは最近は映画やテレビのための音楽を制作してきた。彼の音楽は『ブロス:アフター・ザ・スクリーミング・ストップス』、BBCの『ザ・キャプチャー 歪められた真実』、『The One: 導かれた糸』といった作品で使われている。彼はスポティファイでポッドキャストも行っている。
「子どもの頃、ラジオのダイヤルを回して時間を過ごしていて、エキゾチックなラジオ局のある場所に逃げることを夢見ていたんだ」とデイヴ・ロウントゥリーは声明で述べている。
「そういうアルバムを作ろうとしたんだ。人生のターニング・ポイントとなった物語を語る曲で止まり、ダイヤルを回して、進んでいく、そうやって周波数を合わせていくっていうね。クッキング・ヴァイナルからアルバムをリリースできることがすごく楽しみだよ」
アルバムにはソフィー・エリス・ベクスター、デラミトリ、BABYMETAL、ニーナ・ネスビットといったクッキング・ヴァイナルのアーティストが参加している。タイトルの決まってないアルバムは2022年にリリースされる予定となっている。
デイヴ・ロウントゥリーは新型コロナウイルスのパンデミックが終わったらブラーの再結成を考えたいと語っている。
ブラーがライヴを最後に行ったのは2019年3月で、アフリカ・エクスプレスの公演にサプライズで出演して3曲を披露している。フル・ライヴを最後に行ったのは2015年11月のアブダビF1グランプリとなっている。
デーモン・アルバーンは今後ブラーとしてのライヴをやっていきたいと語っている。「やるのが楽しいからやっているんだ。特別な楽しみなんだ。“Parklife”をもう一度歌うのが待ちきれないよ」
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